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アロマソムリエ | ライムの香りと効能・使い方

ライムは香酸柑橘とよばれ、ユズやカボスなどと同様にそのまま食べることよりも、風味や酸味を楽しむことの多い柑橘です。同じミカン科のレモンに比べると実のサイズが小さく、果皮も薄いことが特徴です。
ライムは私たちの身近で市販されている様々な食品の香りづけに用いられ、コーラを始めとする清涼飲料水やお菓子の他、モヒートやモスコミュールなどのカクテルにも使われています。エスニック料理にも欠かせない果実で、爽やかな香りが料理の味を引き立てるととともに食欲をそそります。



基本情報

科名:ミカン科
学名:Citrus aurantifolia
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法、水蒸気蒸留法
主要産地:ペルー、スリランカ
主な芳香成分:リモネン、γ-テルピネン、α-テルピネオール
香りのタイプ:シトラス
香りの揮発性:トップノート
香りの印象:中



香りのもつ機能

ライムの主な成分は、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘にも含まれるリモネンです。リモネンには、神経バランスを整える働きが期待できるため、頭をシャキッとリフレッシュしたい時や、仕事や勉強中の効率アップに役立てることができます。
一方で心を落ち着かせてくれることからストレスケアに用いたりすることもできます。爽快なライムの香りには、頭の中をリセットしてくれるようなリフレッシュ作用があります。考え事が煮詰まってしまった時、やるべき事が立て込んで頭の中がいっぱいになってしまった時などに用いると、気持ちの切り替えをサポートしてくれます。また、集中力アップも期待できるため、仕事や勉強中の効率アップにも役立てることができます。
また、身体面では、食欲増進や消化促進が期待できるため、体調を崩してしまった時などの呼吸器系のトラブル解消にも向いています。
その他、抗菌、消臭、肌の収れんなど様々な作用をもっています。



使うシーンや季節

鮮やかな明るい黄緑色を想わせる、とびきりジューシーなライムの香り。カジュアルで快活なイメージがありますが、グリーン色の果皮ならではの青々しさや、ビターな余韻を感じることから、シトラスの中でもひときわ大人っぽさや洗練された印象を与える香りです。

使うシーンとしては、集中力の向上や心身のリフレッシュを促してくれるため、朝の起きたてや、日中のビジネスシーン、在宅ワーク中のオンとオフの切り替えなどで有効的に活用できます。
ライムの香りは親しみやすく、空間自体を明るく開放的な雰囲気にすることから、大事な会議の場面でのアイスブレークや、コミュニケーションの活性化を目的に演出するという粋な活用もおすすめです。

日常的なナチュラルさと、他の柑橘にはないモダンさをもち合わせたライムの香りは、日々の暮らしに新たなアクセントをもたらし、場の空気感をパッと切り替え、前向きな気持ちにしてくれます。なんとなく気持ちをすっきりさせたい時、また明るく和やかな時間を過ごしたい時など、ぜひ爽やかなライムの香りを取り入れてみてください。



相性のいいオイル

シトラス系:レモン、グレープフルーツ
ハーブ系:ペパーミント、ローズマリー、プチグレン
ウッド系:ホワイトサイプレス、ユーカリ
フラワー系:ゼラニウム、イランイラン


比較的合わせやすいライムですが、とくにミントやローズマリーといったハーブ系の香りや、さっぱりとしたシトラス系とはよく合います。
ライムは香りのメインとして使うことは少なく、ブレンドのアクセントとして使用することで香りがグッと引きしまり、ライムの個性が引き出されやすくなります。 似た柑橘のレモンと比べると都会的で洗練された印象をもち、香りがナチュラルになりすぎた場合やモダンさを表現したい時にほんの少量加えると、印象を大きく変えることができます。



「ヒノキ」をブレンドした香り

B03 シトラスライム

森林浴をしているような、静かで落ち着きのある香りです。ユーカリがブレンドされているため、透明感も感じられます。
原料:レモン、ライム、グレープフルーツ



B06 ミントユーカリ

ミントとユーカリの透明感あふれる香りにライムが加わることで、香りが引き締まり、澄んでいながらもまとまりを感じる香りです。
原料:スペアミント、ユーカリ、ライム



D02 アーバンスカイ

シトラスハーブの爽やかさの中に、ウッドの深さも加わった、エネルギー溢れる香りです。空間へ香りを広げると、爽快でオープンな印象になります。
原料:ライム、ユズ、ユーカリ、ヒノキ、ティートリーetc.


コラム | アロマ空間とつくる"座りすぎない"オフィス

座りすぎの健康リスクに注目が集まっています。毎日の生活の中で座りすぎている場合は、そうでない人と比較して、寿命が短く、肥満度が高く、2型糖尿病罹患率や心臓病罹患率が高いということが報告されているようです。オフィスなどでの仕事中、気づけば何時間も座りっぱなしということも多いのではないでしょうか。
香りをきっかけとした、“座りすぎない”オフィスライフを提案します。

座位行動とは?
私たちの日常生活の中でも多くの時間が該当する座位行動は、目が覚めている状態で座っている、もしくは横になっている状態のこと。じっと座っている以外にも、食事時間やゴロゴロしながらスマホを見ている時間など、全て座位行動といえます。


30分に1回、こまめに立ち上がる


このように、座りすぎることで健康リスクが上昇してしまうことが分かっていますが、こまめに立ち上がる(動く)ことで、これらのリスクを減らすことができることも分かってきています。目標は、30分に1回、3分程立ち上がること。なるべく頻度高く「座位時間」をブレイクしていきましょう。


レイアウト変更+アロマで
自然と“歩く”オフィスに


また、健康経営といった考え方から、回遊性の高い(なるべく歩く)レイアウトを心がけているオフィスも見かけるようになりました。
プリンターやミーティングスペースを執務室の中央でなくなるべく端に設置したり、コリドー(回廊)でオフィスの中をぐるりと一周できるようなっていたりすることで、何かのついでに自然と歩くことが促されます。
プロフェッショナルディフューザー エアー」を設置することで広範囲に香りを広げることができるので、回遊導線に合わせて自然と歩く、を五感の面からも後押しすることが期待できます。「S05 メディテーション」のハーブやスパイスがミックスされたブレンドは、落ち着いて仕事ができる空間を作り出します。
スタンディングミーティングをする際などは、20分でオートオフ*になる「ファンディフューザー コウ」もおすすめ。効率的な立ち会議を、香りでも後押しします。
*電池での使用の場合


「立ち仕事」を取り入れる


オフィスワークでは座った状態が基本姿勢となりがちですが、いつもなら座っている業務を「時々立つ」ようにするだけで、腰痛などの健康状態や、仕事への集中力・やる気アップなど、様々なプラスの効果を生むことが明らかになっています。上下昇降デスクやスタンディングデスクを活用することで、作業に応じて立ち仕事を取り入れられると良さそうですね。作業場所をちょこちょこ変えたりする際は、持ち運びしやすくさりげなく香るタイプのディフューザーがおすすめです。
ウッドディフューザー リン」はオイルを垂らすと自然に香りが広がるので、ご自身の周りで香りを楽しみたいときにぴったり。「C03 クリーンフォレスト」は空気環境を整えながら落ち着きのあるウッドの香り。ニュートラルな気持ちで仕事に向き合いたいときにいいですね。


気づいたら動く、を習慣づける


リフレッシュのためにお茶を汲んだり、お手洗いにいく際も、なるべく大回りしたりご自身から一番遠くの場所にあるトイレに行ったりすることで、歩くことを意識づけることができます。
お手洗いに香りアイテムがあると、思わず足をのばしたくなりますね。「バランシングマインド ハンドソープ」は、天然のエッセンシャルオイル100%でブレンドした香りが心地よい、泡タイプのハンドソープ。「シンプルカーム」はフランジュパニやゼラニウム・ホーウッドなどを中心にブレンドした甘くやさしいお花の香り。手洗い時、思わず気持ちがほころぶような、豊かなひとときを届けてくれますよ。

アロマソムリエ | 香りと過ごす夜のおうち時間

仕事にプライベートと毎日を忙しく過ごしていると、自分のために使う時間、ゆっくりできるお休み時間がなかなか取れないことも多いのでは。
おうちに帰ってからの時間に香りを取り入れることで、ほっとひと息つける、自分時間をつくりませんか。
自分らしくリラックスして快適に過ごすための、香りの使い方、取り入れ方をご紹介します。

目的にあわせてアロマを賢く使おう

まずは、香りの使いかた。いつ、どうやって、どの香りを使うかで、香りの効果は確実に変わってきます。
疲れているときは、帰ったらすぐにベッドに入って眠りたい・・と思ってしまいがちですが、眠りへと心と身体を意識させていく時間をゆっくりと過ごすことで、リラックス効果が高まると言われています。今日から眠る前の習慣に、アロマを香らせながら過ごしてみませんか。



落ち着いて過ごす読書タイムに

読書や勉強時間を持ちたい方は、リラックスしたいけど、すこし集中力も高めたいですよね。そんなときには、すぐに香りが広がる使い方がおすすめです。
一番簡単なのは、ティッシュやハンカチにアロマを垂らす方法。1~2滴直接オイルを垂らして、ソファーの肘掛けや、デスクの上においておくだけでも、香りを感じられます。
ディフューザーをお持ちでない方は身近なもので代用してみましょう。



香り空間で心地よい深呼吸を

ヨガやストレッチを楽しみたい方には、手軽に使えるエアミストタイプのアロマが使いやすくておすすめです。ヨガのポーズをとりながら、ゆったりと呼吸を整えていきましょう。清々しい香りによって気持ちを穏やかに開放され、森の中にいるような心地よさに感覚が研ぎ澄まされていくのが感じられます。エアミストなら、ポーズの合間や瞑想時にも簡単に香りを取り入れやすいですね。身体の心地よい伸びとともに、ゆっくりと深呼吸して、香りの心地よさを感じてください。



お風呂タイムに簡単アロマ

1日の疲れをとるには、湯船にしっかりとつかってみましょう。
香りは浴槽内にいれるのではなく、バスルームにエアミストをシュッとふと吹きするのがおすすめです。湯気とともに、優しい香りがバスルームに漂い、心地よいバスタイムを過ごせます。



眠る前に香りを漂わせましょう

就寝時に香りを使う際には、眠る30分~1時間くらい前から香りを寝室に広げてみましょう。寝室全体がほのかに香りづくと、寝室に入った瞬間から、しっかりと香りを感じられ、眠りモードへと入りやすくなる効果が期待できます。
お部屋いっぱいに香りを広げられる機械系のディフューザーをお持ちの場合は、そちらの活用がおすすめ。寝室に香りが広がっている状態を作れていると、眠りへの意識も高まります。
ウッドやストーンタイムプの香りを垂らすだけの自然派ディフューザーをお使いの方は、香りを垂らして枕元に置いてください。眠りに入るときには、周りも静かで香りも感じやすい状態です。枕元でもふんわりと感じられて、気持ちが落ち着くのを感じていただけるかと思います。

アロマソムリエ | おうち時間は香りでセルフケア

少しずつ秋めいてきた夜長に、自分らしいお気に入りの過ごし方を見つけてセルフケアしませんか。
音楽や映画鑑賞などゆったりリラックスする日、読書や勉強など自分磨きの日、ヨガやストレッチなど身体のケアをする日、「頭・心・体」のコンディショニングをしていきたいですね。
その日のテーマや目的に合わせて香りを取り入れれば、おうち空間が心地よくグレードアップ。
少しずつ寒さを感じるようになるので、温かみを感じさせるような穏やかで優しい香りや、疲れを癒すリラックス感のある芳醇で程よい重さをもつ香りがおすすめです。
今この季節だから使いたいアロマの香りを、目的別に3つご紹介していきます。


音楽鑑賞や瞑想など、心から寛ぎたいときには
マジョラム・スイート


ほのかにスパイシーで温かみのあるハーブの香り。
独特な甘さからぬくもりを感じ、クラシカルで安心感のある印象をもたらします。
目を閉じて、香りを味わいながら好きな音楽を嗜めば心から安らげますよ。
グレープフルーツやライムとブレンドして、落ち着きの中にフルーティな爽やかさをプラスするのもおすすめです。





語学や資格の勉強など、新しい自分を見つけたいときには
ジュニパー・ベリー

深く静かな森の木々を思わせる爽やかでウッディな香り。
モダンさや個性を出し、洗練された都会的なスペースを作り出します。
デトックスや浄化効果も期待できるので穏やかな気持ちで物事に取り組めますよ。
芯のある力強い香りなので、ハーブやウッド系のブレンドのアクセントとして使用すると香り全体が引き締まります。




ヨガやストレッチなど、自分の心と身体に向き合いたいときには
ラベンダー

リラックスや安眠で広く知られ、多くの人から親しまれるフローラルハーブの香り。
真夏には少し重たさを感じることもありますが、肌寒くなる気候には程よくマッチする柔らかな香りです。
軽く体を動かすときには、空気をクリーンに整えるユーカリとブレンドすれば、心身を落ち着かせる爽やかなそよ風のような香りに。 ゆったりと呼吸を整えて、香りの心地よさを実感できますよ。


最後に

これから訪れる冬の厳しい寒さを乗り切るためにも、今はゆっくり自分の心と身体を労わってあげましょう。
そんな大切なセルフケアタイムに香りを添えて、豊かなひとときをお過ごしください。

アロマソムリエ | レモンタイムの香りと効能・使い方

タイムとは、シソ科のイブキジャコウソウ属に分類される植物全般のこと。地中海原産のハーブで、春から初夏にかけて小さな花を咲かせます。
古くからミイラを作る際の防腐剤や感染症の防止に使われたり、日常的な料理の素材としても使われてきました。
タイム(Thymus)の語源はいくつかあり、一つはギリシャ語で「勇気」を表す「Thymos(Thymus)」から来たという説で、中世ヨーロッパでは戦いに向かう騎士たちに、タイムの小枝をお守り代わりに渡していました。
タイムは350~400種もの種類があるといいますが、今回は香りが穏やかで親しみやすい「レモンタイム」の香りをご紹介します。




レモンタイムの基本情報

主な成分:1,8-シネオール、リナロール、カンファー
香りの機能:抗菌、抗ウイルス、鎮静
キーワード:空気清浄、リラックス、集中

レモンタイムの爽やかな香りは、気分をすっきりとしてくれるだけでなく、心を落ちつかせてくれる働きが期待できます。これは鎮静作用として代表的なリナロールなどの成分が含まれているからです。ハーブの香りと、親しみやすい柑橘のような香りが心に染み渡り、リラックスさせてくれます。また、風邪やインフルエンザの予防や免疫力が低下している時に役立てることができ、お部屋をすっきりとさせたい時や、においの気になる水回りでも活躍してくれます。

レモンタイムは、ブレンド次第で様々な印象を表現できる香りで、ハーブ系、シトラス系とは全般的に好相性です。香りに個性があるため、メインで使うというよりは、他の香りを引き立てる存在として、少量からブレンドしてみるとよいでしょう。




B15 グレープフルーツハーブ

グレープフルーツとハーブが深みのある透明感を醸し出す
爽やかな香りに包まれながら心が落ち着く香り
原料:グレープフルーツ、スパイクラベンダー、レモンタイム


C01 クリーンシトラス

ユーカリとレモンが加わり心地よい爽快感が感じられます
原料:ユーカリグロブルス、ユーカリラディアタ、レモンタイム、レモン


使うシーンや季節

優れた抗菌、抗ウイルス作用を利用して、ぜひ風邪や感染症の気になる季節に取り入れてみましょう。
また集中力のアップと、空気環境ケアがともに必要とされるオフィス空間の執務室には特におすすめです。やさしいシトラス系の香りとブレンドすれば、子供部屋や学習塾にも使用できます。ウッド系の香りとブレンドすれば、たちまち森の中を散策するかのような、さわやかで心地よい森林浴気分を味わうことができます。
おうちの中の空気をクリーンに保ちながら深い呼吸とともにゆったりとリラックスしてみてはいかがでしょうか。

アロマソムリエ | ユーカリ・ラディアータの香りと効能・使い方

ユーカリは、オーストラリアを原産とするフトモモ科の常緑樹で、高木となるものが多い樹木です。木材の多くはパルプ用のチップや燃料として用いられ、産地の森林産業を支えています。先住民のアボリジニは、古くからこの植物を解熱や創傷治癒の目的で使用していました。ユーカリには約600種以上の品種があり、園芸やドライフラワーなどとして親しまれている植物の一つですが、アロマセラピーでよく用いられる代表的な香りはケモタイプも含めると約10種程度と言われています。


ユーカリ・ラディアータの基本情報

主な成分:1,8-シネオール、α-テルピネオール、α-ピネン(リモネン)
香りの機能:抗菌、抗ウイルス、去痰
キーワード:空気清浄、柔らかい、レモン調

ユーカリと聞くと、鼻に抜けるようなスっとする香りが思い浮かびますが、原料の品種が異なれば含まれる香気成分も変わるため、香りもそれぞれに特徴が生まれます。
ユーカリ・ラディアータは、刺激的な香りの正体である1,8-シネオールという成分の含有量がやや低く、他のユーカリ種に比べて清涼感が和らぎ、レモンに似たような軽やかなシトラス調を思わせるのが特徴です。
ユーカリを代表する品種であるグロブルス種の香りが直線的な印象なのに対し、ラディアータは曲線的でほのかにやさしさを感じるといった違いがあります。ラディアータはグロブルスほどのシャープな刺々しさが少ないため、お子さまや清涼感の強い香りが苦手な方にも使いやすい香りです。

また、ユーカリ・ラディアータは少しシトラス様のニュアンスがあり、柑橘類ととても相性の良い香りです。
レモンなどの爽やかな香りと合わせてシトラスらしさを際立たせたり、また重めのウッドやフローラルの香りに少量加えて空気感をプラスし、香り全体のバランスを整えたりすることもできます。
香り自体は爽やかですが主張しすぎない為、ブレンドの骨格を崩さず、他の香り同士を上手くつなぎあわせてくれます。
また弧を描くような丸みがあり、ハーバルなどの刺激的な香りを和らげ、ブレンド全体に柔らかさと透明感を与えます。




C01 クリーンシトラス

種類の異なるユーカリがブレンドされた空間をクリーンに整える香り。
ユーカリラディアータの香りが、レモンタイムやレモンの爽やかな香りを引き立てています。
原料:ユーカリグロブルス、ユーカリラディアタ、レモンタイム、レモン


使うシーンや季節

ユーカリ・ラディアータは、抗菌、抗ウイルスなど様々な機能性を活かした使用法もおすすめですが、香りそのものの柔らかさやニュアンスといった特徴にも注目して、アロマ空間デザインらしい使い方を楽しむのもおすすめです。

具体的には、空間のカラーイメージやインテリアスタイルに合わせて考えてみると、ユーカリ・ラディアータのもつデザイン性を活かすことができます。例えばカラーに着目してみると、ユーカリは全般的に「白」を表現する香りですが、その中でもラディアータはシトラスに似た印象をもつ香りであることから、やや生成りがかったアイボリーや薄い黄緑色を表します。また、香り自体も自然体で、爽やかさの中に優しさやほのかな甘さが感じられるため、木目調のインテリアや、木綿やコットンなど自然素材を使用したナチュラルな雰囲気の空間にとても合います。パブリックシーンでは、清潔感とほどよい緊張の緩和が求められるクリニックの待合スペースや、好感度を上げたいパウダールームなどにもおすすめです。

ユーカリ・ラディアータは、すっきりとしていながら香りの濃度も弱く穏やかな印象ですので、お子さまやアロマセラピーに慣れない方にも親しまれやすいといった傾向があり、日常的にも取り入れやすい香りの一つです。品種の異なるユーカリの香りを比べながら、目的に合った使い分けを楽しんでみてください。

ピックアップ | メディアでもご紹介 注目の人気アイテム

ピエゾディフューザー「ソロ」

■「王様のブランチ」「櫻井・有吉 THE夜会」でご紹介
ピエゾディフューザー「ソロ」

最大約40畳に香りを広げるパワフルな拡散力で人気のピエゾディフューザー「ソロ」。スタイリッシュなデザインでインテリアとしても楽しめます。動作音が静かなので就寝時にお部屋に香りを広げてリラックスしながら眠りにつけ、3段階の濃度調整が可能なのでご自宅のリビングや職場の会議室やサロンなど様々な場所で香りをお楽しみいただけます。

■「王様のブランチ」「櫻井・有吉 THE夜会」でご紹介
ピエゾディフューザー「ソロ」

最大約40畳に香りを広げるパワフルな拡散力で人気のピエゾディフューザー「ソロ」。スタイリッシュなデザインでインテリアとしても楽しめます。動作音が静かなので就寝時にお部屋に香りを広げてリラックスしながら眠りにつけ、3段階の濃度調整が可能なのでご自宅のリビングや職場の会議室やサロンなど様々な場所で香りをお楽しみいただけます。

D02 アーバンスカイ ピエゾアロマオイル 100ml

■「王様のブランチ」でご紹介
D02 アーバンスカイ ピエゾアロマオイル 100ml

ライム・ユズ・ヒノキなどがブレンドされた、都会的なスタイリッシュさを感じる香りです。大空に突き抜けるような爽やかさも感じられるので男性への人気も高く、アパレルショップやホテルやカーディーラーでのアロマ空間演出にも導入されています。

■「王様のブランチ」でご紹介
D02 アーバンスカイ ピエゾアロマオイル 100ml

ライム・ユズ・ヒノキなどがブレンドされた、都会的なスタイリッシュさを感じる香りです。大空に突き抜けるような爽やかさも感じられるので男性への人気も高く、アパレルショップやホテルやカーディーラーでのアロマ空間演出にも導入されています。

オリジナルアロマ 10ml

オリジナルアロマ 10ml

アロマブレンダーWEBサイトやアットアロマ直営店舗でおつくりいただいたオリジナルアロマがご購入いただけます。(ご購入後にレシピNo.のご連絡が必須)
メディアでご紹介された著名人の方々のオリジナルレシピも、番組名や雑誌名・オリジナルアロマを作成された方のお名前などをお知らせいただくことで同じ香りをお届け可能です。

オリジナルアロマ 10ml

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メディアでご紹介された著名人の方々のオリジナルレシピも、番組名や雑誌名・オリジナルアロマを作成された方のお名前などをお知らせいただくことで同じ香りをお届け可能です。

JB07 薩摩芳樟 10ml

■「なりゆき街道旅」でご紹介
JB07 薩摩芳樟 10ml

鹿児島県で栽培されている芳樟は、鎮静効果や抗不安効果のあるリナロールが多く含まれており、すっきりと軽やかな甘さのある香りが心に落ち着きをもたらします。そんな芳樟の香りを活かしながらホーウッドやパルマローザなどをブレンドし、枝葉がそよぐ中でリラックスしているような気分を味わっていただけます。

■「なりゆき街道旅」でご紹介
JB07 薩摩芳樟 10ml

鹿児島県で栽培されている芳樟は、鎮静効果や抗不安効果のあるリナロールが多く含まれており、すっきりと軽やかな甘さのある香りが心に落ち着きをもたらします。そんな芳樟の香りを活かしながらホーウッドやパルマローザなどをブレンドし、枝葉がそよぐ中でリラックスしているような気分を味わっていただけます。

オーブ

■TBSドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」で美術協力
オーブ

オイルをそのままミスト状にして広げ、豊かな香りが楽しめるネブライジングディフューザー「オーブ」。ガラス製のフラスコからエッセンシャルオイルの自然なカラーも楽しめ、異素材のセメントとの組み合わせがスタイリッシュでインテリアとしても人気のアイテムです。電源スイッチのつまみを回すことで香りの濃度を変更できるので、お部屋の広さや人数に合わせた調整も可能です。

■TBSドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」で美術協力
オーブ

オイルをそのままミスト状にして広げ、豊かな香りが楽しめるネブライジングディフューザー「オーブ」。ガラス製のフラスコからエッセンシャルオイルの自然なカラーも楽しめ、異素材のセメントとの組み合わせがスタイリッシュでインテリアとしても人気のアイテムです。電源スイッチのつまみを回すことで香りの濃度を変更できるので、お部屋の広さや人数に合わせた調整も可能です。

アロマブランチ

■TBSドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」で美術協力
アロマブランチ

国産のミツマタの木でつくられたブランチと、常滑焼の上質なベースでつくりあげるディフューザーです。ベースの中にお好きな香りを入れ、ブランチから自然に広がる香りを楽しめます。存在感のあるデザインなので、玄関やリビングのアクセントとして愛用される方も。450mlの専用オイルが無くなるまで香りの補充が不要なので、手間なく香りを楽しみたい方にもおすすめです。

■TBSドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」で美術協力
アロマブランチ

国産のミツマタの木でつくられたブランチと、常滑焼の上質なベースでつくりあげるディフューザーです。ベースの中にお好きな香りを入れ、ブランチから自然に広がる香りを楽しめます。存在感のあるデザインなので、玄関やリビングのアクセントとして愛用される方も。450mlの専用オイルが無くなるまで香りの補充が不要なので、手間なく香りを楽しみたい方にもおすすめです。

ピックアップのヒーロー画像:<img src="/client_info/ATAROMA/infoimage/pickup/media/pickup_media_hero.jpg" class="kv">

アロマソムリエ | ペパーミントの香りと効能・使い方

ガムや歯磨き粉などにも良く使われている「ペパーミント」は、広く親しまれているなじみ深い香りのひとつです。すーっとした清涼感のある清々しい香りは、心地良い刺激をもたらし、意識をクリアーにする働きがあります。生命力の非常に強いハーブの一種で、一度根を張ると次々に新たな芽を出し、ぐんぐんとたくましく育ちます。
古代エジプトやギリシャ、ローマ時代から多くの人に親しまれ、精油としてだけなく、葉をお料理やお菓子に添えたり、ハーブティーにして飲用したりと幅広く活用されてきた、人気の高い香りのひとつです。


ペパーミントの基本情報

科名:シソ科
学名:Mentha piperita
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要産地:フランス、アメリカ、インド
主な芳香成分:メントール、メントン、1,8-シネオール、イソメントン、酢酸メンチル



ペパーミントは別名を「セイヨウハッカ」といいます。葉の部分に芳香成分が含まれており、手で揉むとすっとした清涼感のある香りが広がりますが、こちらはメントールという主成分によるもの。冷却作用をもたらし、暑い季節には欠かせない香りですが、抗菌や抗ウイルス効果も期待でき、空気環境のケアにも積極的に活用されているなど、さまざまな効果や効能があるといわれています。
水や空のような透明感も感じさせる香りで、高ぶった感情をおさえて冷静さを取り戻したいとき、疲れた心を癒やしたいときにもおすすめの香りです。




D03 オーシャンクルーズ

西海岸テイストやアメリカンヴィンテージのインテリアに
海風に吹かれるような爽快さを思わせる、シトラスミントの透明でキレのある香り
原料:ペパーミント、スペアミント、グレープフルーツ、カボス、パインetc.


C05 クールフィール

空気の入れ替えができない場所や、空気がこもりがちな空間に
体感的な涼しさをもたらす、ミントをメインにした清涼感あふれる香り
原料:ペパーミント、スペアミント、ユーカリ、プチグレン


B08 ラベンダーミント

夏の寝室や、リラックス&リフレッシュしたいときに
ラベンダーの優雅さに、寄り添うようにミントが香る
原料:ラベンダー、ペパーミント、ブルーサイプレス


使うシーンや季節

冷却作用や、眠気覚まし、消臭など、さまざまな効果効能を持つペパーミントは、日常の様々なシーンで活躍します。
スポーツシーンにもぴったりで、清涼感のある涼しげな印象の香りは、ほてった体をクールダウンしリフレッシュしてくれます。汗などのにおい対策もできるので、ウェアやシューズにルームミストをシュッとするのもおすすめです。
また、頭をクリアーにしてくれるので、ドライブ中やお仕事の前などの気分の切替えにもぜひ使っていただきたい香りです。刺激がちょっと強いときは、柑橘系の香りとブレンドして使用しても、リフレッシュ向きの明るい香りを楽しむことができるでしょう。
おすすめの季節は春から夏の暑い季節です。お手持ちの扇子に精油を数滴垂らすと、手軽に心地よい風を感じることができます。ペパーミントの香りを上手に取り入れて、夏を快適に乗り切りましょう。

アロマソムリエ | ホワイトサイプレスの香りと効能・使い方

ホワイトサイプレスは、オーストラリアの西側に位置するグレートディバイディング山脈内陸部を中心とする乾燥地帯に自生する常緑樹です。その物語は1億5000万年前のジュラ紀にまで遡ります。この周辺の雄大な森には、数百万のホワイトサイプレスの木や、ユーカリ、アカシアなどの木々が混在していますが、繁殖のきっかけは、この地に移り住んだ先住民が野焼きをしたことだといいます。ホワイトサイプレスという名前の「ホワイト」は、この葉っぱが白い色合いをしていることから名付けられました。
オーストラリアの先住民は、この樹木と強い結びつきがあり、材木を道具にしたり、夜間は、葉をキャンプファイヤーの中に入れ、蚊を追い払うのに使用したりしていました。現在でも、クイーンランドやニューサウスウェールズ州の政府の制御下のもとで管理され、白く美しい木肌をした木部は、住宅建材として活用されています。




ホワイトサイプレスの基本情報

主な成分:α-ピネン、リモネン、酢酸ボルニル
香りの機能:抗菌、消臭、精神安定
キーワード:森林浴、都会的、清々しい

ホワイトサイプレスは、ヒノキ科の植物ですが、日本人がイメージする和の雰囲気漂うヒノキのような香りではなく、モダンさと落ちつき、爽やかさをあわせもったウッディー系の香りです。
森林浴のような心地よさと、柑橘を想わせるような甘さとスパイシーさが融合し、ナチュラルな印象とともに、都会的でスマートな印象を与えます。香り立ちもおだやかなので、好みが分かれにくいのも特徴の一つです。香りを木部から抽出するブルーサイプレスは、ウッドらしい深みと奥行きが感じられますが、一方のホワイト・サイプレスは主に葉から抽出するため、風が吹き抜けるような軽やかさを感じることができます。原産地オーストラリアでも大変人気があり、気分が明るくなる香りとして親しまれています。




D01 アブソリュートブルー

性別問わず使いやすいおしゃれな香り。
モダンで都会的な印象のホワイトサイプレスの魅力が感じられるブレンド。
原料: ローズマリー、ホワイトサイプレス、パルマローザ、グレープフルーツ、ブルーサイプレスetc.


S05 メディテーション

ファンも多く、サプリメントエアーの中でも特に人気の香り。
清々しさの中に安定感を感じるブレンド。
原料:ホワイトサイプレス、クローブ、ロサリナ、ネロリナ、ユーカリetc.


P06 ハーモニー

ニュートラルな視点をもち、調和を促したい時におすすめの香り。
フローラル調をホワイトサイプレスでスマートに整えたブレンド。
原料:ラベンダー、ゼラニウム、ホワイトサイプレス、グレープフルーツ、サンダルウッドetc.


使うシーンや季節

ウッドの種類の中でも、軽やかな印象をもつホワイトサイプレスは、空間演出にとても適した香りです。香りの印象もクールすぎず、暖かすぎず、あらゆる季節で使うことができます。とくにおすすめなのは、暑さでさまざまなにおいが気になりだす夏の時期です。夏は、気温や湿度の上昇とともに、いろいろなにおい対策が必要となる季節です。ホワイトサイプレスとともに、同じく消臭機能をもつペパーミントや、ユーカリ・グロブルスなどを一緒に広げると、清涼感のあるクリアーな印象の空間で、心地よく過ごすことができます。カラーイメージも、若々しさや自然を表すグリーンや、明るいブルーを表現することから、爽快感あふれる空気感をつくりだしてくれます。

ホワイトサイプレスの香りは、どこかスパイシーで、スマートさをもっていることが特徴です。飾り気のない、色味をおさえたシンプルモダンな印象のインテリアスタイルによく合います。ウッドならではの落ち着きやソフトな甘さもありますが、クールな印象を持っていることから、空間で広げると都会的な雰囲気をつくりだしてくれます。シングルオイルの香りからも十分スマートな印象を感じられますが、クローブやブラックペッパーといったスパイスを効かせることで、より大人っぽい洗練された空気感を演出することができます。

オーストラリアの雄大な森から生まれたホワイトサイプレス。森林浴をしているようなすがすがしさと、現代的なクールさをもち合わせているので、日常生活のちょっとしたリフレッシュタイムから、非日常的な特別感のある空間まで、あらゆるシーンで活用しやすい香りです。香りに慣れていない方でも取り入れやすい印象ですので、アロマショップで見つけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。

アロマソムリエ | おうちで作ろう モイストポプリ

ポプリというと、お皿などの容器や袋に入った花びらを想像される方も多いのではないかと思いますが、今回紹介するポプリは、天然塩をつかってつくる「モイストポプリ」。天然塩に植物の香りを移して、素材そのものの香りを楽しむディフューザーです。見た目にも華やかで、インテリアとしてお部屋に彩りを添えてくれます。 見ても香っても楽しいモイストポプリの魅力と、おうちで簡単にできるつくりかたやレシピについてご紹介します。

モイストポプリとは

ポプリとは、フランス語で「ごった煮」を表すpot-pourriに由来します。壺などの容器に、花びらやハーブ、スパイス、果物の皮などの芳香素材と香料を混ぜ入れしばらく熟成させ、香りを楽しむアイテム。その歴史は古く中世ヨーロッパにおいて室内香として使われていたことが伝えられています。 完全に乾燥した素材を使って作る英国風ドライポプリと、生乾きの素材を塩と混ぜて作る、フランス風のモイストポプリが知られています。一般的には、ドライポプリを目にする機会が多いと思いますが、モイストポプリは、精油抽出や保存技術が乏しかった時代に香りを楽しむために考えられた、知恵のひとつ。ドライポプリにはあまり向かない素材や、精油などが抽出しづらい素材などの香りを、長期間楽しめることも利点です。またデコレーション次第で、見た目にも可愛くおしゃれなオリジナルディフューザーをつくることも。それでは、さっそくモイストポプリの作り方をご紹介しましょう。

モイストポプリのつくりかた

<用意するもの>
・天然塩(粗塩)
・ガラス容器
・花やハーブ、果実の皮、スパイスなどの天然素材
・エッセンシャルオイル


作成手順

[STEP 1]
使用する花やハーブ、果実の皮などの素材を、新聞紙などの上に広げて、
1~1.5時間、乾きにくいものは半日ほど乾燥させます。
このとき、茎などはできるだけ取り除きましょう。素材は乾燥させすぎない生乾きの状態がベストです。

[STEP 2]
次に天然塩に、お好みのエッセンシャルオイルを混ぜ合わせます。容器の
大きさによって異なりますが、天然塩100gに対し、10~15滴ほどが適量です。

[STEP 3]
用意したガラス容器に、天然塩と乾燥させた素材を交互に、層をつくるように敷き詰めていきます。
スプーンやヘラなどを使ってなるべく層を、平らに整えるのがポイント。
容器のサイドから素材の層が楽しめるように、一層ずつ丁寧に上まで重ねていきましょう。
思うように層がうまく出ない場合は、ハーブやスパイスをたくさんに使って厚めに敷き詰めていくと、きれいな層をつくることができます。

[STEP 4]
容器の蓋をして、1か月ほど冷暗所でゆっくり香りを熟成させたら完成です。
香りを広げてたのしむ芳香浴と比較し、モイストポプリは素材を見た目からも楽しめるのが醍醐味のひとつ。
素材の色やかたちに注目して、自由に選んで組み合わせてみましょう。
色付きのロックソルトを使ったり、ドライの天然素材を使ってのアレンジもおすすめ。 ローズなどのお花のつぼみや、シナモンスティック、アニスなどかたちがユニークな素材を一番上の層にデコレーションするとおしゃれにまとまりますよ。



モイストポプリの楽しみ方


見た目にも可愛いモイストポプリは、インテリアとして飾っておくだけでも楽しめますが、時間が経つごとに熟成される香りの変化も魅力です。香りを楽しみたいときに、蓋をあけて体感してみましょう。 使用する素材にもよりますが、思ったよりしっかりと濃厚な香りを感じることができ、植物のもつ香りのちからに驚かされるかもしれません。 香りが弱くなったら、お好みのエッセンシャルオイルを垂らせば、自分だけのオリジナルディフューザーとして活用いただけます。香りを楽しんだあとは、混ぜ合わせてバスソルトとして楽しむ方法も。使用時は、不織布の袋やティーバックなどの中に入れてバスタブに入れましょう。



アロマ空間デザイナーのおすすめレシピ

使用する素材と関連するエッセンシャルオイルをうまく組み合わせることで、香りの世界を嗅覚だけでなく視覚からも 深く味わうことができます。 今回はアロマ空間デザイナーがモイストポプリをより楽しむためのおすすめの組み合わせをご紹介。 なりたい気分やシーンにあわせて、組み合わせを工夫してつくってみてくださいね。

清々しくさわやかなハーブの香りを楽しむ


使用シーン:目覚め、仕事や勉強、集中力を高めたいとき
素材:ローズマリー、レモン
エッセンシャルオイル:B05 ローズマリーシトラス

ジューシーな柑橘の香りで明るく穏やかな気分に


使用シーン:休憩時間、元気になりたいとき
素材:オレンジ、グレープフルーツ
エッセンシャルオイル:B01 オレンジグレープフルーツ


濃厚なお花の香りに包まれて、ラグジュアリーなひとときを


使用シーン:就寝前、リラックスタイム
素材:ジャスミン、ローズ
エッセンシャルオイル:S09 ウーマン

楽しみ方はいろいろ

旬の自然素材を使えば、ご自宅で季節の移ろいを感じることもできますし、お花の寿命の短い桜や金木犀などの香りを閉じ込めて長く楽しんだり、楽しみ方はいろいろです。ご家庭で過ごすおうち時間に手軽に作れるモイストポプリ。天然の素材をそのまま使うので、お子様と一緒に作れば香育にも役立つかもしれませんね。ぜひお試しください。



アロマソムリエ | ティートリーの香りと効能・使い方

オーストラリアの人々は、ティートリーを万能の木として古くから日常生活に取り入れてきました。発祥はニュ-サウスウェールズ州の北部沿岸。湖辺などの湿地帯を好みますが、夏の乾燥した土地でもしっかりと育つ、とても生命力の強い植物です。その力強さは香りでも感じることができ、すっきりとした中にも芯のある強さとほのかな甘さを持ち合わせています。
英語でtea treeと書くためお茶の木を連想しがちですが、いわゆる紅茶や日本茶で使われるお茶の木とは別物です。ティートリーという名前は、オーストラリア先住民のアボリジニがこの葉を煎じて飲んでいたことから名づけられたという俗説が伝えられています。


ティートリーの基本情報

主な成分:テルピネン-4-オール、γ-テルピネン、1,8-シネオール
香りの機能:抗菌、抗ウイルス、認知症予防、頭脳明晰
キーワード:清涼感、硬質、芯のある力強さ

ティートリーの香りは、葉と葉が触れ合うだけでもしっかりと広がり、木の周辺は遠く離れていてもその香りが漂うといわれるほど。香りはすっきりとした針葉樹のような印象ですが、大地に根を張るような力強さと甘さもあわせ持ちます。
主要成分の「テルピネン-4-オール」とよばれる芳香成分がこの植物の香りを特徴づけており、強い抗菌作用をもたらします。秋から冬にかけて、ちょっと爽やかさが欲しい時にティートリーを使うと、空間をすっきりとさせながら程よい爽やかさを感じることができます。大地や豊かな自然を想わせる、earthy(アーシー)な香りの魅力を持っています。




B09 ラベンダーティートリー

仕事の合間のお昼休みにおすすめ。
ラベンダーと合わせたスッキリブレンド。
原料: ラベンダー、ティートリー、ユーカリ


C10 クリアーティートリー

空気がこもりがちな空間に。
穏やかでクリーンな空気をつくりあげるブレンド。
原料:ティートリー、ユーカリ、カモミール、クローブ、ラバンディン etc.


S03 スタディー&ワーク

勉強やお仕事など、集中したい時に。
気持ちが前向きになれるような爽やかブレンド。
原料:ローズマリー、ティートリー、レモン、ブルーサイプレス、スパイクラベンダー etc.


使うシーンや季節

季節を選びませんが、特に秋から冬にかけての体調管理が気になる季節には、ティートリーのフレッシュな香りと優れた抗菌作用を活かして、身近な生活空間やオフィス空間のクリーン対策に使ってみましょう。エアミストを作ってのお掃除や、消臭作用を活かしてシュークローゼットのある玄関やお化粧室での使用もおすすめです。

物事をポジティブに考えるサポートをしてくれたり、頭脳明晰作用も期待できると言われることから、集中力が必要となるお勉強タイムや読書を楽しみたい時にデスク周りで香らせるとよいでしょう。またお仕事中であれば、お昼休みを終えたあと、午後からもう一息頑張りたいなという時などに用いると、気持ちをシャキッと切り替えることができます。執務室やミーティングルームなどで取り入れると、集中力アップを図りながらコミュニケーションが弾むような演出ができます。

抗菌、抗ウイルス効果の期待できるティートリーの香りで、気分もリフレッシュしながら身の回りの空気をきれいに、安心できる空間に整えておきたいですね。

アロマソムリエ | ラバンディンの香りと効能・使い方

ラバンディンとラベンダーの違いについて、知っていますか?ラベンダーといえばリラックスアロマを代表するアロマセラピーの中で、最もポピュラーな香りですが、ラバンディンはその代表的な品種のひとつなんです。ラバンディンは、真正ラベンダーと耐暑性の高いスパイクラベンダーの自然交雑によって生まれたハイブリット種です。この交雑は昆虫、とくにミツバチが花から花へと花粉を飛ばすことで生まれたものだといわれています。ラバンディンは気象条件や生育する土壌に対して強い適応力を持つためとても育てやすく、見た目も真正ラベンダーよりも大きく育ちます。ただし不稔性(ふねんせい)といって種子を自らつくることができないため、通常は挿し木によって増殖をおこないます。


ラバンディンの基本情報

主な成分:酢酸リナリル、リナロール、カンファー、ボルネオール 1,8-シネオール、テルピネン-4-オール
香りの機能:集中力アップ、鎮静、抗菌
キーワード:シャープ、クリアー、リフレッシュ


フローラル調の甘さと穏やかさを持つ真正ラベンダーの香りと比べ、ラバンディンはすっきりとシャープな香りで、全体的にクリアーな印象を持っています。 ともに酢酸リナリルとリナロールという成分を含む植物ですが、ラバンディンが真正ラベンダーと異なるのはカンファーと呼ばれる成分の量が圧倒的に多く含まれていて、やや樟脳のようなシャープなニュアンスを感じる点です。

また、ラバンディンはカンファーやボルネオールと呼ばれる成分を含むため、リフレッシュしたい時におすすめしたい香りです。一方のラベンダーは、安眠やリラックスといった目的で使用することが多いですので、夜の睡眠時にはラベンダー、日中の活動的な時間帯にはラバンディンと言われることもあるように、シーンや目的に応じて使い分けをおこなうとよいでしょう。

属名であるLavandulaの語源は、ラテン語の「lavo(洗う)」に由来します。古代ギリシャ・ローマでは真正ラベンダーを入浴剤や洗濯の香料として使用していたり、中世では傷を洗い清め、浄化したりするために使用していました。 ラバンディンに多く含まれるカンファーは神経が高ぶってしまったときなどに使うと興奮を抑え、心身の回復を促してくれます。その他免疫賦活や抗菌、抗真菌作用が期待できるため、空気環境の改善や感染症予防にもおすすめです。




C10 クリアーティートリー

空気が重たく感じる時などにすっきりとした香りが清潔な空気環境を作り出す。 ティートリーのクリーンな空気に包まれる、清潔感と心地よさをそなえた穏やかな香り。


使うシーンや季節

ラバンディンは頭をシャキっと覚醒させるような働きがあるため、就寝前よりも昼間の時間帯に使うのがおすすめです。抗菌作用をもつ香りの中では爽やかな印象の中にも穏やかな甘さを持つため、女性が集まりやすいフィットネスクラブやヨガスタジオなどのロッカールームや、パウダールームに適しています。ユーカリやラベンダーなどの香りとブレンドすると、空間はすっきりと清潔感を保ちながら、心にはリラックス作用をもたらしてくれます。

じめじめとした梅雨の季節には、多湿になりがちなバスルームやランドリー周りの空気環境ケアとしても使用できます。ご自宅でルームスプレーを作っておくといつでも手軽に使え、香りも瞬時に広がります。また免疫賦活作用も期待できるといわれていますので、感染症や風邪の流行が気になるときや、常にクリーンな環境が求められるクリニックの待合室などにも取り入れていただきたい香りです。似たような作用を持つティートリーとブレンドし、相乗効果を高めるといった使い方もおすすめです。すっきりとした爽やかさと、ほのかに香るフローラルの印象を併せ持つラバンディンの香りで、心身をリフレッシュしながら清潔感のある空間を楽しんでみてくださいね。

アロマソムリエ | 梅雨時期の生活に涼アロマ

鮮やかな新緑や彩り豊かな紫陽花が咲き、雨が見せてくれるしっとりと美しい景色に風情を感じますね。日本の四季を楽しみながら過ごすためにも、気温や湿度といった外部環境に合わせて適切な香りを選び、心と身体のケアをしっかりできるとよいですね。まだマスクも完全には手放せず湿度の高い梅雨時期は特につらいかもしれませんが、清涼感のあるスッキリ爽やかなアロマを使って、明るく梅雨時期の生活を乗り切りましょう。

涼を感じるアロマとは?

天然のアロマにはさまざまな機能があり、香りを嗅ぐことで清々しさを感じたり、こもりがちな空気をクリアーに整えてくれます。とくに梅雨時期におすすめの香りをご紹介していきますね。


代表的なシングルオイル3選

■ペパーミント
すーっとした清涼感のある清々しい香りは、心地良い刺激をもたらし、身の周りの空間をクリアーにしてくれます。ペパーミントに含まれるメントールという成分は、私たちの体の表面にある冷感受容体を刺激して体感温度を下げ、涼しく感じさせてくれます。ハーブのシャープで尖った印象が苦手な方でも、ほのかに甘みのある香りは子供~大人まで馴染みやすく、ご自身で香りをブレンドされる方にもおすすめです。

■グレープフルーツ
親しみやすく爽やかな香りは、空間を明るくリフレッシュしたい時や、若々しく元気な印象にしたい時におすすめです。柑橘系の香りは湿気や気温が高いと少し重く感じてしまう場合もありますが、グレープフルーツは甘すぎずすっきりとしているので、梅雨時期にも使いやすく、気持ちを切り替え、活力をあたえてくれますよ。ペパーミントやスペアミントの香りとのブレンドで、爽快でクールな印象に。性別を問わず人気の香りです。

■ユーカリ
吹き抜ける風のように、クールで透明感のある香りは、湿気でジメジメとした印象をクリアーにしてくれます。ブレンドした時に少しこもった感じや重みが出てしまった香りにユーカリを加えると、主張しすぎることなく香りを軽くし、質感の良い空間をつくり出します。抗菌・抗ウイルス効果が期待できるだけでなく、消臭効果もあるため、雨による生乾き臭対策にもいかがでしょうか。


おすすめのブレンドレシピ

香りはブレンドすることによって嗅ぎやすくなったり、いろいろな植物がもつ機能が組み合わさることで機能性が向上します。ジメジメが気になる梅雨時期には、ハンカチやティッシュなど手元のアイテムにブレンドオイルを1~2滴垂らして心地よく過ごしましょう。
*オイルの色が濃い場合はシミになることもありますので、ご注意ください。


朝一番にスッキリ爽やかなアロマブレンド

■湿度で沈みがちな気分をクリアーに
シトラスの香りでも特に爽やかなグレープフルーツに、甘さと清涼感を持ったペパーミントを加えて、一日の始まりを爽快な気分に。
爽やかな印象だけでなく、アクセントにホワイトサイプレスを加えると落ち着きと個性がプラスされ、香りに深みが出ます。ユーカリを加えることで香りの広がり方を良くし、透明感が出ますので、朝一番にぴったりの香りブレンドです。

<ブレンドレシピ>
グレープフルーツ 5
ペパーミント   2
サイプレス    2
ユーカリ     1
※数字はブレンドの割合(比率)です。滴またはmlなど使用方法にあわせてお使いください。

■おすすめの使い方
使用済みの保冷剤の中身を解凍して取り出し、器に乗せます。
アロマを3~5滴らし、シューズクローゼットに入れれば、天然の消臭剤としてご使用いただけます。
朝一番、いい気分で出勤・通学したいときにおすすめです。

ランチ後にやる気スイッチオンのアロマブレンド

■食後で眠くなりがちな午後に活力を
ベースのサイプレスとペパーミントは消臭効果が期待できるので、食後にご飯の匂いが籠るのが嫌な人にはおすすめです。食後の満腹感による眠気も、アクセントのローズマリーが気持ちをシャキッと覚醒してくれます。ラベンダーを入れることで、ストレスの緩和にもつながるので、仕事からくるイライラやストレスを抑制したい人にもぴったりの香りブレンドです。

<ブレンドレシピ>
サイプレス    4
ペパーミント   2
ローズマリー   1
ラベンダー    3
※数字はブレンドの割合(比率)です。滴またはmlなど使用方法にあわせてお使いください。

■おすすめの使い方
夏は扇子やうちわを使用する方も多いのではないでしょうか?
アロマを数滴たらして扇ぐことで、首元を爽やかな印象にしてくれますよ。ハンカチーフや布タオルに垂らして使用するだけでも、午後からの仕事にエネルギーを与えてくれること間違いなし!
*白色の布製品は、オイルによっては色が付着することがありますのでご注意くださいね。

お子様に親しみと落ち着きのアロマブレンド

■老若男女問わず好まれる香りでリラックスタイムに
オレンジ・カモミールがベースの香りは、明るく気持ちを前向きにしてくれます。オレンジは言わずもがな親しみのある甘いシトラスの香りですが、カモミールは、母の香りともいわれる位、落ち着いた印象をもつ香りなので、子供にも使いやすい香りです。湿気で重くなりがちな甘さのある香りも、グレープフルーツとペパーミントを加えることで、全体的に清涼感がプラスされ、引き締まった印象にしてくれます。

<ブレンドレシピ>
オレンジ     5
カモミール    1
グレープフルーツ 2
ペパーミント   2
※数字はブレンドの割合(比率)です。滴またはmlなど使用方法にあわせてお使いください。

■おすすめの使い方
子供部屋などで使用する際には、火や熱を使わない木やストーンのような自然蒸散タイプのディフューザーがおすすめです。安心安全にご使用いただける上、親しみのあるシトラス系の香りは、ゆったりと心を落ち着かせてくれます。

プロがブレンドした香り

S03 スタディー&ワーク


ローズマリーにハーブやレモンを加え、すっきりとした頭で物事に集中できる香り
原料:ローズマリー、ティートリー、レモン、ブルーサイプレス、スパイクラベンダーetc.



C05 クールフィール


体感的な涼しさをもたらす、ミントをメインにした清涼感あふれる香り
原料:ペパーミント、スペアミント、ユーカリ、プチグレン



JD01 清(SEI)


果てしなく透き通った質感の中に、心地よい静けさと清涼感を覚える香り
原料:ブルーサイプレス、アニス、ユーカリ、レモン、ライムetc.

アロマソムリエ | パルマローザの香りと効能・使い方

パルマローザはイネ科の多年草で、レモングラスやシトロネラの仲間にあたり、背丈はおよそ1m~3m位まで成長します。インドやパキスタンといった熱帯地方が原産とされ、インド伝承医学のアーユルヴェーダでは、発熱や感染症の治療薬として古くから珍重されてきました。
パルマローザは、葉の部分が手のひら状(palm)に分裂した形をしていること、さらに香りがバラに似ていることからこの名が付けられたとされています。実際にこの植物のフローラルな芳香を活かして、石鹸や香水、タバコの原料など、あらゆる面でパルマローザの香りが使われています。


パルマローザの基本情報

主な成分:ゲラニオール、酢酸ゲラニル、リナロール
香りの機能:抗ストレス、鎮静
キーワード:華やか、爽やか、温かさ

別名、インディアンゼラニウムと呼ばれるほど、パルマローザの香りはローズやゼラニウムに似たようなあたたかみのある華やかさと、草っぽいハーバルな印象をあわせ持ちます。同じイネ科の中でも、レモングラスの香りはすっきり爽やかな印象がありますが、パルマローザの葉にはローズやゼラニウムと同じ成分が含まれるため、お花のような甘い香りがするのです。一方で、ハーバルならではの青々しさや、熱帯地方を想わせるような力強さやシトラスのニュアンスを感じることができ、爽やかさの中に華やかさと落ち着きのある印象を憶えます。




D01 アブソリュートブルー

ウッドやハーブの中に、紅一点。ほのかに香るパルマローザが、品の良さを醸し出します。
クールさと華やかさの融合ブレンド。
原料: ローズマリー、サイプレス、パルマローザ、グレープフルーツ、ブルーサイプレスetc.


D07 スタイリッシュグラマー

いきいきとした色香の奥にエスプリがきらめく。
鮮やかなフローラルにスパイスがきいたスタイリッシュなブレンド。
原料:イランイラン、ゼラニウム、パルマローザ、ジンジャー、ライムetc.


JD04 艶

鮮やかな表情の内に、さり気なく情熱を秘めた香り。
軽やかな甘さが香りに艶やかな色気を感じるブレンド。
原料: ネロリ、イランイラン、パルマローザ、ヒノキ、グレープフルーツetc.


使うシーンや季節

イネ科のパルマローザは、ハーブの仲間になりますが、香りはローズやゼラニウムを想わせるような華やかさや甘さがあることから、アロマ空間デザインではエレガントでクラシックな雰囲気のインテリア空間でよく用いられます。

具体的には、パルマローザは品格のある印象をもたらすことから、ワンランク上のおもてなしを心がけるホテルロビーや、特別な一日を過ごすブライダル、パーティーシーンでの演出に向いています。特にブライダルやパーティーでは、パルマローザの香りが落ち着いた大人のムード漂う演出をサポートしてくれるので、午後から夜にかけて、しっとりと上品な時間を過ごすようなシーンにもぴったりです。

また、パルマローザのカラーイメージは、薄いイエローからオレンジ、ピンクなどあたたかみのあるカラーを表します。身に纏うドレスや空間のインテリア、ファブリックなどのカラーと、香りのもつカラーイメージを合わせてコーディネートすると、より一層空間全体が華やぎ、印象アップにも繋がることでしょう。

アロマソムリエ | ローズマリーの香りと効能・使い方

ローズマリーは地中海沿岸を原産とする常緑低木。語源は、ラテン語の「海のしずく」(ros marinus)に由来します。
小さな青色の花が咲く様子が、海の波のしずくのように見えることからそのような名前がついたといわれます。また、一説には、聖母マリアがこの花を青いマントで染めたという逸話から、「マリア様のバラ」とも呼ばれます。


ローズマリーの基本情報

主な成分:1,8-シネオール、α-ピネン、カンファ―
香りの機能:頭脳明晰、抗菌、強壮、防虫、消臭
キーワード:シャープ、リフレッシュ、集中

生い茂る青々とした若草や若葉のような、グリーンを感じる香りは、目が覚めるようなクリアーな印象とともに、フレッシュなみずみずしさを感じさせます。この爽快で清々しい香りは、成分に含まれるカンファーや1,8-シネオールによるものです。その爽快感は数あるハーブの中でもトップクラス。生命力の強さをイメージさせるような、芯のとおった力強さのある香りです。

効果効能に優れ、ギリシャやローマなどで聖なる植物としてあがめられたり、脳を活性化させるとしてローズマリーの冠をつけて勉学に励んだり、長く愛され、活用されている植物です。
古くから伝わる有名な逸話では、14世紀、高齢のハンガリーの王妃エリザベート1世が、ローズマリーを主成分とした「ハンガリアンウォーター」を化粧水として用いたところ、健康と若さを取り戻し隣国の王子からプロポーズを受けたというお話があります。このことから、ローズマリーは若返りのハーブとしても知られています。このように、歴史的にも有名な逸話が多く残る香りのひとつです。

また、ローズマリーの種小名である「officinalis」は、「薬用」のという意味を持ちます。アロマセラピーのみならず、メディカルハーブとして、また料理においては肉の臭み消しや香りづけ、香水や化粧品の香りとして等、世界中でさまざまに用いられてきました。現代でも、集中力や記憶力を高める香りとして、仕事や勉強のシーンにも効果的に取り入れられているシャープでナチュラルな香りです。


B05ローズマリーシトラス

みずみずしくシャープで、目覚めるような香り。
朝一番はもちろん、ぼんやりしがちなランチ後にも。
原料: ローズマリー、レモン、シソ


D01 アブソリュートブルー

都市のライフスタイルをイメージした、モダンなニュアンスが織り成す香り。
スタイリッシュな印象なので、男性やビジネスシーンにもおすすめ。
原料: ローズマリー、サイプレス、パルマローザ、グレープフルーツ、ブルーサイプレスetc.


S03 スタディー&ワーク

ローズマリーにハーブやレモンを加え、スッキリとした頭で物事に集中できる香り。
お勉強やお仕事を頑張る方をサポートしてくれるような香りです。
原料: ローズマリー、ティートリー、レモン、ブルーサイプレス、スパイクラベンダーetc.


使うシーンや季節

ローズマリーは、朝から昼にかけての使用がおすすめ。オフィスや書斎などで集中力を高めて作業に取り掛かりたいときには最適な香りです。爽やかなシトラスの香りとブレンドすれば、気分もリフレッシュしながらやる気もアップ。シャキッと背筋が伸び、目が覚めるような爽やかな香りが活動をサポートしてくれます。
1年を通じて広く活用できる香りですが、ローズマリーの香りがもつイメージや雰囲気から捉えると、春から初夏の季節がおすすめです。若葉の緑を感じる爽やかな季節には、ローズマリーのみずみずしいグリーン調のイメージはぴったり。新しい生命の誕生を感じる季節の訪れに、ローズマリーの香りで空間を演出すれば、心身ともに健やかな毎日を過ごすことができるでしょう。

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