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ガムや歯磨き粉などにも良く使われている「ペパーミント」は、広く親しまれているなじみ深い香りのひとつです。すーっとした清涼感のある清々しい香りは、心地良い刺激をもたらし、意識をクリアーにする働きがあります。生命力の非常に強いハーブの一種で、一度根を張ると次々に新たな芽を出し、ぐんぐんとたくましく育ちます。
古代エジプトやギリシャ、ローマ時代から多くの人に親しまれ、精油としてだけなく、葉をお料理やお菓子に添えたり、ハーブティーにして飲用したりと幅広く活用されてきた、人気の高い香りのひとつです。


ペパーミントの基本情報

科名:シソ科
学名:Mentha piperita
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要産地:フランス、アメリカ、インド
主な芳香成分:メントール、メントン、1,8-シネオール、イソメントン、酢酸メンチル



ペパーミントは別名を「セイヨウハッカ」といいます。葉の部分に芳香成分が含まれており、手で揉むとすっとした清涼感のある香りが広がりますが、こちらはメントールという主成分によるもの。冷却作用をもたらし、暑い季節には欠かせない香りですが、抗菌や抗ウイルス効果も期待でき、空気環境のケアにも積極的に活用されているなど、さまざまな効果や効能があるといわれています。
水や空のような透明感も感じさせる香りで、高ぶった感情をおさえて冷静さを取り戻したいとき、疲れた心を癒やしたいときにもおすすめの香りです。




D03 オーシャンクルーズ

西海岸テイストやアメリカンヴィンテージのインテリアに
海風に吹かれるような爽快さを思わせる、シトラスミントの透明でキレのある香り
原料:ペパーミント、スペアミント、グレープフルーツ、カボス、パインetc.


C05 クールフィール

空気の入れ替えができない場所や、空気がこもりがちな空間に
体感的な涼しさをもたらす、ミントをメインにした清涼感あふれる香り
原料:ペパーミント、スペアミント、ユーカリ、プチグレン


B08 ラベンダーミント

夏の寝室や、リラックス&リフレッシュしたいときに
ラベンダーの優雅さに、寄り添うようにミントが香る
原料:ラベンダー、ペパーミント、ブルーサイプレス


使うシーンや季節

冷却作用や、眠気覚まし、消臭など、さまざまな効果効能を持つペパーミントは、日常の様々なシーンで活躍します。
スポーツシーンにもぴったりで、清涼感のある涼しげな印象の香りは、ほてった体をクールダウンしリフレッシュしてくれます。汗などのにおい対策もできるので、ウェアやシューズにルームミストをシュッとするのもおすすめです。
また、頭をクリアーにしてくれるので、ドライブ中やお仕事の前などの気分の切替えにもぜひ使っていただきたい香りです。刺激がちょっと強いときは、柑橘系の香りとブレンドして使用しても、リフレッシュ向きの明るい香りを楽しむことができるでしょう。
おすすめの季節は春から夏の暑い季節です。お手持ちの扇子に精油を数滴垂らすと、手軽に心地よい風を感じることができます。ペパーミントの香りを上手に取り入れて、夏を快適に乗り切りましょう。