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桜に先駆け庭木や街路樹で花を付けるモクレン。ふわっと甘い香りが漂ってくると、春の訪れを感じずにはいられません。
マグノリアとは、モクレン科モクレン属の総称で、モクレンもマグノリアの1種です。よく目にするピンク色の花の「シモクレン」や白花の「ハクモクレン」、日本原産のコブシなどの種類があり、いずれも香りのよい花を咲かせる花木です。
香りを楽しめる庭木として古くから愛され、品種改良も盛んに行われています。アジア、アメリカ、ヨーロッパなどに広く分布しています。


基本情報

科名:モクレン科
学名:Magnolia Glandifolia
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要産地:中国
主な芳香成分:リナロール、2-メチル酪酸メチル、βカリオフィレン、βエレメン
香りのタイプ:フローラル
香りの揮発性:ミドルノート
香りの印象:強



香りのもつ機能

マグノリアの芳香成分に含まれるリナロールは鎮静作用が期待でき、不安や緊張、イライラを抑え、心を落ち着かせてリラックス効果を与えてくれると言われています。
特に、甘く華やかさのある香りが気持ちを和らげ、落ち着かせることに優れており、ストレスを感じそうになった時や、気持ちも軽やかに一日を始めたいときにもおすすめです。



使うシーンや季節

ほんのりスパイシーで甘くエキゾチックでありながら、グリーンやフルーティーといった印象も感じられるフローラルの香り。花が咲く春にぴったりな香りで、春の初々しさとともに、気品を感じていただけます。
空間に広げることで、「上質」「優雅」「優しさ」を表現することができます。濃い香りなので、ほんのり広げるだけで、空間が贅沢で上品な印象に。マグノリアは、生命力があり、希望や純粋さ、持続性を象徴しているといわれているため、ブライダルシーンにも適しています。華やかな祝いの場で、特別な一日を演出するのにおすすめです。
また気持ちを落ち着かせる機能性から、ストレスを溜め込んでしまったときなどにも効果が期待できます。リラックスタイムや気分が沈みがちなときに、お部屋に香りを広げてゆっくりとした時間とともに心身の疲れを癒すのもおすすめです。



相性のいいオイル

シトラス系:レモン、グレープフルーツ
ハーバル系:マジョラム、ラベンダー
フラワー系:ネロリ、イランイラン、ジャスミン
ウッド系:サンダルウッド

マグノリアにフルーティーさがあるため、シトラス系と相性がいいです。グリーンノートを活かすならハーバル系、上品な甘さを活かすならフローラル系とのブレンドもおすすめです。イランイランやジャスミン、サンダルウッドなどと合わせると奥行きのあるオリエンタルな香りを楽しめます。



「マグノリア」をブレンドした香り

WHITE MAGNOLIA(ホワイトマグノリア)

マグノリアの洋梨のような甘くフルーティーな香りを活かしたブレンド。春の芽吹きを感じさせる爽やかなグリーンノートの香りです。
原料:マグノリア、ネロリ、レモンマートル、ロサリナ、マジョラム etc.