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柚子は日本の伝統的な柑橘のひとつで、国内生産の約半分が高知県で栽培されています。古くから調味用に使われ、みかんのようにそのまま食べることは少なく、料理の味や香りを引き立てるために使われることが多いです。日本の柚子は、昼夜の寒暖の差が大きい内陸の山間部に産地が集中しており、海外に比べ香り高いのが特長です。
また、柚子といえば冬至の風物詩の「ゆず湯」があります。銭湯ができた江戸時代に始まったといわれており、「冬至にゆず湯に入ると風邪を引かない」と言われています。柚子の果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果や、芳香によるリラックス効果も期待でき、日本の冬の慣習として親しまれています。



基本情報

科名:ミカン科
学名:Citrus junos
抽出部位:果皮
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要産地: 日本
主な芳香成分:d-リモネン、γ-テルピネン



香りのもつ機能

柑橘ならではの爽やかな香りからリフレッシュのイメージをもつ方もいらっしゃるかと思いますが、ゆず湯に入ると心身がほぐれていくように、柚子の香りには高いリラックス効果も期待できます。鎮静作用のあるリモネンという成分を多く含むため、交感神経の働きを穏やかに鎮めてくれると言われています。イライラしてしまう時や気分が落ち込んでしまった時にもやさしく寄り添い、自然と前向きな気持ちをもたらしてくれます。



使うシーンや季節

柚子のエッセンシャルオイルは、果実が収穫される秋から冬にかけての季節に蒸留されることも多く、フレッシュな香りを楽しむことができます。爽やかさの中にあたたかみを感じられる香りなので、気温の下がる時期の空気をやさしく包み込みます。
日本人に馴染みの深い香りで、安心感やどこか懐かしさのある空間をつくりだし、香りを嗅ぐだけで心が温かくなるような気分をもたらします。子供から大人まで「いい香り」と感じる親しみやすさから、人が多く集まる商業施設や宿泊施設、ご自宅のリビングでの家族団らんのシーンなどにもおすすめです。
果実やエッセンシャルオイルの黄色いカラーのイメージから、ナチュラルなインテリアや和の雰囲気のあるお部屋にもよく似合い、空間に明るさをもたらしてくれます。 また、穏やかな香り立ちで他の香りとブレンドすることで様々な印象を楽しめます。他の和精油やウッドやフローラルなど様々香りと相性がよく気分に合わせてブレンドしてみるのもよいでしょう。



相性のいいオイル

シトラス系:オレンジ、マンダリン
ウッド系:ヒノキ、パチュリ、サンダルウッド
フローラル系:ゼラニウム、ネロリ



「柚子」をブレンドした香り

JB04 柚子

柚子の他に伊予柑やカボス、グレープフルーツ、オレンジといった様々な柑橘類をブレンドすることで、果実らしいフレッシュさだけでなく奥行きのある香りをつくりだしています。
原料:柚子、伊予柑、カボス、グレープフルーツ、オレンジetc.



D02 アーバンスカイ

キリッとした爽快感がクールな印象のライムやユーカリ、やわらかく落ち着きのあるヒノキとブレンドすることで、都会的で開放感のある印象に。
原料:ライム、ユズ、ユーカリ、ヒノキ、ティートリーetc.



スリーピングサポート フィールマイルド

ベルガモットやネロリといった鎮静効果の高い香りと合わせることで、柑橘のあたたかみを感じながら自然とリラックスできるような香りに仕上げました。
原料:ベルガモット、ネロリ、ユズ、オレンジ、フランキンセンス etc.