1年の終わりと始まりが静かにつながる「ゆく年くる年」。慌ただしい日常からほんの少し距離を置き、自分自身の内側に目を向けられる、年末年始ならではの特別な時間でもあります。
この節目におすすめしたいのが、気持ちの切り替えにアロマを取り入れること。目に見えない香りは、思考や感情の奥深くにそっと働きかけ、過去を手放し、新しい1年へ向かう心にやさしく寄り添ってくれます。

「ゆく年」― 1年の疲れを手放す香りの時間

仕事や家事、人との関わり、日々の選択の積み重ね。振り返ってみると、気づかないうちに心や体に疲れや緊張を溜め込んでいた、という方も多いのではないでしょうか。
年末は、そんな1年を静かに振り返り、頑張ってきた自分をねぎらうための時間。照明を少し落とし、テレビやスマートフォンから距離を置き、ゆっくりと深呼吸をしながら香りを感じてみてください。空間に広がる香りが、張りつめていた気持ちをほどき、心と体にゆとりをもたらしてくれます。
この時間におすすめなのが、ラベンダー、フランキンセンス、サンダルウッドなど、気持ちを落ち着かせ、内側へ意識を向けやすくする香り。穏やかな安らぎをもたらす「D09 コンフォートリラックス」や、1年の出来事を静かに受け止め、心を整える「GB03 オーストラリアブルーサイプレス」は、年の瀬に寄り添う香りとしておすすめです。

香りを切り替えることで、気持ちも切り替わる

大晦日の夜はリラックス系の香りで心をほどき、年が明けたら、香りを新しいものへ切り替える。この香りの切り替えそのものが、自然な気持ちの切り替えにつながります。
「ネブライジングディフューザー オーブ」は、ガラスフラスコに注いだ100％天然エッセンシャルオイルを、空気の圧力でミスト状に拡散する本格仕様のディフューザー。熱や水を加えないため、植物本来の香りの立ち上がりや奥行きを、そのまま空間に届けることができます。
フラスコは取り外し可能で、香りごとに使い分けられるのも特長。交換用フラスコやフラスコスタンドを併せて使えば、「ゆく年」と「くる年」や時間帯、気分に合わせて香りを切り替えることができます。本体セットに交換用フラスコ2個とフラスコスタンドが付属した「オーブ＆フラスコ／フラスコスタンドセット」は、年末年始の香り使いにもおすすめです。

「くる年」― 新しい1年を迎えるための香り

新年は、空間を整えて迎えたいと思う方が多いのではないでしょうか。年末までに溜まった空気や気配をいったんリセットし、清潔感のある香りで満たすことで、暮らし全体が新しいリズムへと切り替わります。
香りが変わるだけで、時間の流れまで変わったように感じられるのも、新年ならでは。元日の朝、カーテンを開けて光を取り込みながら香りを広げると、空気が一気に切り替わり、新しい1年の始まりを実感できるはずです。
ユーカリ、ヒノキ、レモン、ローズマリーなど、清々しさや透明感を感じさせる香りは、新年のスタートにぴったり。凛とした空気感で背筋を伸ばしたいときには「JD01 清」を。軽やかで前向きな気持ちを引き出したいときには「B01 オレンジグレープフルーツ」もおすすめです。

年末年始におすすめの香りの組み合わせ

年末年始は、香りを2本用意しておくことで、シーンに合わせた使い分けがしやすくなります。2本の香りを自由に選べる「セレクトオイルセット」なら、「手放す香り」と「迎える香り」を自分の感覚で組み合わせることができます。
たとえば、ゆく年用には、心を落ち着け、1年を静かに振り返る「D09 コンフォートリラックス」や「S05 メディテーション」。くる年用には、空間をリセットし、前向きな気持ちを引き出す「B01 オレンジグレープフルーツ」や「C03 クリーンフォレスト」。
香りを通して、1年を締めくくり、そして迎える。そんな静かな習慣を、年末年始の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

香りとともに迎える、心地よい新しい1年

年末年始は、1年を振り返り、これからの時間へと静かに気持ちを切り替えるための大切な節目です。香りを通して「手放す時間」と「迎える時間」を意識することで、心と空間の切り替えは、より自然で心地よいものになります。
ゆく年には、深く呼吸をしながら、1年の疲れや緊張をそっとほどく香りを。くる年には、空間を整え、前向きな気持ちで新しいスタートを切るための清々しい香りを。香りを切り替えるという小さな行為が、暮らしのリズムを整え、新年を心地よく迎えることができます。
年末年始の過ごし方に、アロマという静かな習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。香りに包まれながら迎える新しい1年が、穏やかで心地よいものになりますように。