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英名では「マートル」と呼ばれている「銀梅花(ギンバイカ)」は、純白で可憐な花が梅に似ていることから名付けられた、地中海沿岸地域が原産地の常緑低木です。イギリスでは、「祝いの木」として、ロイヤルウエディングブーケにも使われています。
日本では、30年ほど前、福岡県にて植木としての栽培が成功したことにより流通が開始され、福岡県の緑化木推奨樹種のひとつとなっています。



ギンバイカの基本情報

科名:フトモモ科
学名:Myrtus communis
抽出部位:枝葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
主要原産地:オーストリア、モロッコ、チュニジア
主な芳香成分:6,6-ジメチル-2-メチレンビシクロ、1.8シネオール、リモネン、リナロール
香りのタイプ:ハーバル
香りの揮発性:ミドルノート
香りの印象:中



香りのもつ機能

ギンバイカの香りは、すっきりとしたシャープさとほんのり甘さのある香りです。抗不安、ストレス緩和作用、抗ウイルス作用などの効果が期待できるので、気持ちを落ち着かせたいときや、神経が高ぶって眠れないときに穏やかに寄り添ってくれる香りです。
同じフトモモ科のユーカリやティートリーと比べると、香りが穏やかで馴染みやすい香りのため、ユーカリやティートリーの爽快感が強く感じるという方でも使いやすい香りです。優れた成分を多く含んでいるため、古くから化粧品や石鹸の原料としても使われています。



使うシーンや季節

「祝いの木」として親しまれ、ロイヤルファミリーが愛した植物としても有名なギンバイカ。花言葉も「愛」や「愛のささやき」なので、幸福感やときめきを感じるを感じるような、祝福ムードにぴったりの香りです。また、香り自体は優しく爽やかな香りのため、ゆっくりしたいリラックスタイムにもおすすめの香りです。



相性のいいオイル

フローラル系:イランイラン、ネロリ
ハーブ系:ローズマリー、スペアミント
ウッド系:ユーカリ、サイプレス、ティートリー

優しい香りのギンバイカは、様々な香りと相性が良く、ブレンドによってさまざまな表現ができます。フローラルな香りとブレンドすれば、お祝いや祝福ムードを高める香りに、ウッド系の香りとブレンドすれば、森林浴をしているような爽やかな空間をつくりだすことができます。



「ギンバイカ」をブレンドした香り

ホリデーギフト 2024 瑞花 (ZUIKA)

上品でフローラルな印象の香りが、お祝いや祝福ムードを高めてくれます。
温かみも感じる香りのため、前向きで明るい気持ちにもなれる香りです。
原料:ギンバイカ, ネロリ, チュベローズ, 橙, アニス, etc.