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おもてなしとは、言葉や行動だけでなく、空間全体で感じ取るもの。その中でも「香り」は、無意識のうちに人の心に働きかけ、印象を左右する大切な要素です。
たとえばホテルのロビーに漂う上質な香りや、旅館の和の香り。そこには、訪れる人の心を落ち着かせ、非日常の時間へと誘う意図があります。同じように、自宅やオフィス、店舗でも「香りの演出」はおもてなしの第一歩です。

香りで伝わるおもてなしの心

人を迎えるという行為は、単なる挨拶や準備ではなく、心を尽くす表現のひとつ。その中で「香り」は、言葉よりも静かに、しかし確かに相手の心に届くおもてなしのかたちです。
玄関を開けた瞬間に感じる清らかな香り、会話の合間にふと漂う心地よい香りは、「あなたを歓迎しています」という優しいメッセージを届けます。
また、香りは「記憶」と深く結びついているため、一度心地よい印象を与えると、その空間や人に対する好感が長く続きます。つまり香りのおもてなしは、空間を整えるだけでなく、相手の心に寄り添い、長く残る「体験」を提供することでもあります。



来客シーン別の香り演出ポイント

おもてなしの香りを考えるときに大切なのは、「誰のために」「どんな時間を過ごしてほしいか」という想い。同じ香りでも、季節や時間帯、空間の広さによって印象は変わります。だからこそ、香りを選ぶ行為そのものに、相手を思う気持ちが宿るのです。

自宅での来客

家族や友人を迎えるときは、「安心感」と「清潔感」を大切に。
玄関にはシトラスやハーブ系の軽やかな香りを。「C01 クリーンシトラス」は、ユーカリグロブルスやレモンが空気をすっと整え、自然な清潔感を演出します。空気が入れ替わるような爽快さがあり、初めての来客にも好印象を与えます。
リビングや客間では、包み込むようなやさしさを。「シンプルカーム」は、フランジュパニやゼラニウム、ホーウッドが織りなすフローラルウッド調。穏やかでありながら、心をゆるめる温かみのある香りが、会話を柔らかくします。
食事を共にする場では、料理の香りを邪魔しないよう、控えめな香調を意識しましょう。


ビジネスシーン・オフィスでの来客

来客応対の際は「信頼感」「洗練された印象」を演出する香りが効果的。
D01 アブソリュートブルー」は、都市のライフスタイルをイメージしたモダンな香り。ローズマリーやブルーサイプレスが爽快に立ち上がり、グレープフルーツの明るさが加わって知的でスタイリッシュな印象を与えます。応接室や打ち合わせスペースなど、緊張をほぐしつつ信頼感を高めたい場におすすめです。
より落ち着きのある空間には、「JD05 粋」を。ヒノキやジュニパー、サイプレスが織りなす透明感のあるウッディーノートで、「すみずみまで整えられた知的なおもてなし」を体現します。静かな存在感をもつ香りは、会話の質をも高めます。


店舗・サロンでの接客

お客様に「また来たい」と感じてもらうには、ブランドイメージと調和した香りの演出が鍵。
ナチュラルで穏やかな印象を求めるなら、「D06 ピースフルスマイル」。グレープフルーツやベルガモットのシトラスに、カモミールやホーウッドが重なり、普遍的に好まれる上品な清らかさを演出します。アパレルショップやサロン、カフェなど、誰もが心地よく感じられる万能ブレンドです。
高級感を求める空間には、「GB02 チュニジアネロリ」。地中海の風を思わせるネロリとプチグレンの優美な香りが、上質で柔らかな空気を生み出します。特別な時間を提供するホテルロビーやエステサロンにぴったりです。



おすすめディフューザー

最大拡散範囲:約50畳
プロフェッショナルディフューザー エアー

空間演出における香りの質は、ディフューザーによって大きく左右されます。「エアー」は、アットアロマが誇るプロ仕様のアロマディフューザー。ナノレベルの微粒子で香りを均一に広げ、広い空間でもムラなく香りが届く設計です。
香りの強さや運転時間を細かく設定できるため、シーンや空間に合わせて香りの広がりをコントロールできます。自動運転タイマーを使えば、スタッフが不在でも常に心地よい香りを維持可能。
また、洗練されたデザインはどんなインテリアにもなじみ、ビジネス空間・ホームユースどちらにも最適です。


最大拡散範囲:約40畳
ネブライジングディフューザー オーブ

オーブ」は、ガラスとセメントの異素材を組み合わせた上品なデザインが特徴。繊細なフォルムながら、香りの拡散力はしっかり。インテリアの一部として楽しみながら、自然な香りの空間をつくれます。
フラスコを使えばオイルの入れ替えも簡単で、気分や季節に合わせて香りを替えるのもスムーズ。ホームリビングやサロンなど、落ち着いた雰囲気を大切にしたい空間におすすめです。


最大拡散範囲:約20畳
ネブライジングディフューザー ワンプラス

ワンプラス」は、人気ディフューザーをアップデートした最新モデル。コンパクトながら本格的なネブライザー方式で、熱を使わず、オイルをそのまま空気で微粒化して自然で豊かな香り立ちを実現します。
コードレス設計で場所を選ばず、リビング・玄関・寝室などにもぴったり。オートオフタイマーも2 / 6 / 12時間から選択でき、電源を切る手間がないのも嬉しいポイント。日常の中で香りを手軽に楽しみたい方におすすめです。


香りのマナー&小技

ほんのりが基本
たとえ心地よい香りでも、強すぎると不快感を与えることがあります。特別に強い香りが必要でない場合は、ディフューザーの出力を調整し、「ほのかに香る」程度を意識しましょう。
また、香りは嗅ぎ続けると鼻が慣れて感じにくくなるため、自分には物足りなく感じても、空間にはすでに十分に香りが広がっていることが多いものです。香っているか分からなくなったときは、一度外の空気を吸ってから戻ってみてください。改めて空間に入ると、香りがしっかりと漂っていることを実感できるはずです。

季節で香りを替える
春は「GB02 チュニジアネロリ」で柔らかく、夏は「C01 クリーンシトラス」で涼やかに、秋には「JD05 粋」で温かみを、冬は「シンプルカーム」で包み込むような上質感を。
季節の移ろいを香りで感じさせることも、おもてなしのひとつです。実際にアットアロマが手がけるアロマ空間でも、季節に合わせた香り提案を行うことが多く、春夏秋冬それぞれの香りが、その時々の空気感や情緒を豊かに演出します。

香りのグラデーションを意識
玄関・リビング・洗面所や、エントランス・応接室など空間ごとに香りを変える場合は、系統をつなげるのがコツ。
たとえば、「D06 ピースフルスマイル」→「D01 アブソリュートブルー」のように、シトラスハーブからハーバルウッドへと香りが自然に流れるように構成すると、空間全体が心地よくまとまります。



香りは「目に見えないおもてなし」

相手を思う気持ちは、香りの力でそっと届けることができます。ほんの少しの工夫やコツで、空間の印象はぐっと心地よく変わります。
日々の暮らしやビジネスシーンに、香りのおもてなしを取り入れてみませんか?そのひと手間が、訪れる人の心に長く残る、上質な記憶を残します。