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少しずつ空気が暖かくなって、花粉が気になる季節になってきましたね。花粉対策に様々な工夫をされている方もいらっしゃると思いますが、実はアロマでも対策ができることをご存知でしょうか。テレビの情報番組などで精油が花粉を抑制してくれるという報道などもあり、一時品薄になるほど注目をされたのが、北海道の「トドマツ」から採れるエッセンシャルオイル。花粉をガードする機能面だけでなく、トドマツの香りの魅力や簡単な使い方もご紹介していきます。


トドマツの基本情報

主な成分:α-ピネン、リモネン、カンフェン、β-フェランドレン、酢酸ボルニル

香りの機能:空気清浄、強壮、鎮静

キーワード:清々しい、森林浴、落ち着き

トドマツは、国内でも北海道だけに自生する樹木です。 道内では建築材をはじめ、お正月の松飾りとして、またその白く美しい木肌に、鮭やいくらなどの海産物が非常に映えるため、贈答用の木箱としても重宝されているそうです。北海道の豊かな自然に恵まれた釧路市は、冷涼な気候で日照時間が比較的長く、山がなだらかでトドマツの人工林の管理がしやすい好条件がそろっています。

爽やかさと力強さを感じるグリーンな木の香り

トドマツの香りはとても表情豊かです。洋ナシやメロンなどのフルーツのような、フルーティで華やかな香り、グリーン調の青々とした香り、そしてドライでビターな、木の香りらしい深みと力強さ。香り素材として、これだけの表情を見せてくれるトドマツは非常に魅力的です。ほのかにフルーティで清々しい香りが、北海道の爽快で清らかな大地を想わせ、空気も気分もすっきりさせてくれます。


花粉症対策にトドマツの香りを

花粉対策のアロマとしてユーカリやティートリーなども有名ですが、トドマツのエッセンシャルオイルはスギ花粉をコーティングすることにより、アレル物質の働きを低減するという研究成果が報告されています。(特許 第6124340号)

さらに花粉は空気中のNO2(二酸化窒素)などの有害物質と結びつくことで、より人体に悪影響を及ぼす傾向があるのですが、その二酸化窒素をトドマツが除去してきれいな空気をつくり出してくれるという試験結果も出ているのです。NO2は、自動車の排ガスや工場設備、家庭のキッチン(ガスボイラー等)から発生する空気の汚れ成分で、人体への影響としては、呼吸器系のトラブル、様々な生活習慣病などの原因としても考えられています。トドマツのβ-フェランドレン等の森林成分が、二酸化窒素と結びついて大きな粒子になり、無害化するというメカニズムです。

NO2を除去して、花粉をコーティングまでしてくれるトドマツ。花粉症の季節の心強い味方となりそうです。


花粉対策におすすめエッセンシャルオイルの使い方<5選>


1.外出するときにマスク用アロマシールを

花粉が多い時期にはマスクをする時間が長くなりますよね。そんな時にはトドマツがブレンドされたC09 シトラスオレンジのマスク用アロマシールで少しでも花粉をガード。オレンジなどの柑橘の香りで気持ちもリフレッシュもできます。


2.マスクの外側や空間にエアミストをシュっと一吹き

空間にも、マスクにも使用できるエアミスト。花粉が気になる時に空間にスプレーしたり、出かける前にマスクの外側にスプレーしたりと幅広く使用できます。C07 ピュアグリーン、C09 シトラスオレンジの香りにトドマツがブレンドされています。


3.掃除機にエッセンシャルオイルを垂らしたティッシュを吸い込ませて

掃除機をかける前に、エッセンシャルオイルを1〜2滴、コットンもしくは小さくちぎったティッシュに垂らし、掃除機で吸い込んでから、いつも通り掃除機がけをするだけ。香りを簡単にお部屋に広げられます。


4.マグカップのお湯に精油を垂らして

マグカップなどの器に熱湯を注いで、その中に2〜3滴エッセンシャルオイルを落とします。上ってくる湯気に鼻を近づけて、香りを感じながら深呼吸してください。時間がない時やお部屋全体に香りを広げたくないときにも簡単に香りを楽しめます。※誤飲に注意してください。


5.重曹を小皿に持って、玄関などに

ガラス容器やお皿に重曹を入れ、アロマオイルを加えてよく混ぜるだけで完成です。自然と香りが広がり、外から運ばれてきた花粉に働きかける効果が期待できます。容器をひっくり返してしまったときに中身がこぼれないように、薄い布(ガーゼやオーガンジーなど)で口を覆っておくと安心です。

トドマツの香りで辛い花粉の季節を少しでも快適に

桜や菜の花などの花々が咲き、美しい春の季節。花粉のせいで毎年辛い思いをされている方も多いと思いますが、エッセンシャルオイルの持つ力で少しでも快適に過ごせますように。 日常の中で取り入れやすい使い方も多くありますので、ぜひ試してみてくださいね。