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AROMA SOMMELIER

アロマソムリエ

自宅が快適空間に!リビングの香らせ方とおすすめのアロマ

ご自宅で香りを楽しむ方からいただく悩みのなかで一番多いのが、実はリビングでの香りの楽しみ方。

「リビング全体に香りが広がらない」
「夫や子供に香りがくさいと言われた」
「どんな香りを使えばいいのかわからない」
・・・みなさんもそんなご経験はないでしょうか。

リビングは、多くのご自宅で一番面積が広く、多くの方が一日の中で長い時間を過ごす空間ではないでしょうか。
ただし、空間の特性上いくつかのハードルがあるので、香りをしっかり広げるのがご自宅の中では一番難しい場所とも言われています。

まずは、アロマディフューザー選びから

どうすれば、広い空間でもしっかりと香りが広がるか?
そのカギは使用する芳香器=「アロマディフューザー」にあります。

どんなに濃くて強い香りを使ったとしても、家庭用のアロマディフューザーは、香りの広がりがいいものでも10畳強くらいまで対応のものが多いですよね。それでは、リビング全体に香りを広げるのは、なかなか難しいのが現状です。
リビングには、大空間に適した、パワフルなアロマディフューザーが必要です。

おすすめは、ピエゾディフューザー「solo(ソロ)」。透明感のあるスタイリッシュなデザインでありながら、最大40畳程度まで香りを広げることができます。
専用のピエゾアロマオイルを軽やかに噴霧させるので、広い空間でも香りが楽しめ、リビング使いに最適です。
3段階の濃度調整も可能なので、リビングにいる人数に合わせて香りを微調整することができます。12時間でオートオフとなるので、絶えず人が出入りするリビングでも長時間アロマ空間を楽しむことができます。


リビングにおすすめの香りとは

毎日お仕事や家事などが忙しいビジネスワーカータイプの方は、アロマを日常的に取り入れるのはなかなか難しいですよね。ち ょっとしたスキマ時間や、ふとしたタイミングに使うくらい、という方も多いのではないでしょうか。 そんな毎日忙しい方だからこそ、アロマを使うことで少しでも気持ちが休まると良いですね。

使い続けるコツ:生活のルーティンに組み込む
リビングは、ご自宅の中でも家族やお客さまなど、たくさんの人が出入りする、パブリックな要素の強い空間です。そのため、「自分が好きな香り!」「これがいい!」といった自分の好みはぐっとおさえるのがベター。家族みんなが居心地の良い空間にすることを考えてみましょう。

まずおすすめしたいのが、お子さまからご年配の方まで、老若男女問わず、みんなが思わず笑顔になるようなオレンジやベルガモットなどのあたたかみのある柑橘系の香り。親しみやすく和やかな雰囲気をつくり、家族団らんのリビングにはぴったりです。

◯ オレンジ

リフレッシュにもリラックスにも最適な、一番人気の香り。香りに迷ったらまずはこの香りから始めてみては。

植物名:Citrus sinensis
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
香りの機能:抗ストレス、気分高揚、抗菌、消化促進

◯ ベルガモット

気分を明るく、心身共にリラックスさせてくれる、上品な柑橘系の香り。

植物名:Citrus bergamia
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
香りの機能:・抗ストレス、鎮静、抗菌

また、リビングは家族だけで過ごす空間ではなく、時にはお客様をお呼びしたりと、おもてなしの空間になることもあります。そんな時には、もうすこし上級編の香りを選んでみましょう。

たとえば、お友達をたくさん呼んでホームパーティ、夫婦二人でのんびり過ごす休日の午後など・・いつもと違う、特別な時間を楽しみたい時。そんな時は、スタイリッシュな空気感をつくりだし、いつもとは違った非日常感を感じられるような、ホーウッドやゼラニウムなどを使った香りがおすすめです。


◯ ホーウッド

あたたかく包み込んでくれるような、甘く柔らかいウッドの香り。落ち着いたお洒落な雰囲気を醸し出します。

植物名 :Cinnamomum camphora
科名:クスノキ科
抽出部位:木部
抽出方法:水蒸気蒸留法
香りの機能:鎮静、抗ストレス、強壮

◯ ゼラニウム

ローズを思わせるような、華やかな香りに女性なら思わずうっとりする、フローラルハーブ。

植物名:Citrus sinensis
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
香りの機能:抗ストレス、気分高揚、抗菌、消化促進


アロマをリビング全体にうまく香らせるには

「アロマディフューザー」と「香り」が決まったら、最後に効果的なアロマの香らせ方を覚えておきましょう。
ここで重要なのが、四六時中ずっと香りを感じているのは難しいということ。

私たちの「鼻」は香りに順応する性質があるため、同じ香りを嗅いでいると、鼻がその香りに慣れて、香りを感じなくなってきてしまいます。リビング空間でなくとも言えることなのですが、ずっと同じ空間にいることで香りを感じにくくなったり、香りがしていないと思ったりしてしまいがち。これは、香りの広がりの問題ではなく、鼻がその香りに慣れてしまっているからなのです。
ではどうすれば、香りを効果的に楽しめるのか。

一度部屋を離れたり、香りのない時間をすごしてからまた香りを嗅ぐと、また香りをフレッシュに感じられるようになります。少し離れてからリビングに戻ると、「あ、しっかり香ってた!」とわかるはず。
リビングで香りを効率良く楽しむには、香らせはじめはしっかりと、中盤はほんのり心地よくをキープ。物足りないと感じたら、たまに強めてみる。そのような使い分けがいいでしょう。

実はこの使い方、香りをしっかり感じられるだけでなく、アロマオイルの消費も抑えられて、一石二鳥。

ディフューザーが壊れていない限り、香りはちゃんと広がっていますので、安心してください。ただし、ずっと強く香りを広げている必要はないので、うまく香りの強弱をつけてみてください。
メリハリをつけることで、リビングでも長時間香りを楽しむことができます。