今回のテーマは、音楽と香り。ご自宅やお部屋で楽しむ音楽とあわせて、一緒に漂わせていただきたい香りをご紹介します。「聴覚」で楽しむ音楽と、「嗅覚」で楽しむアロマ。どちらも五感に働きかけ、感性を刺激します。楽しむ音楽や香りを工夫するだけで、いつものお部屋がより居心地のよい空間に。ぜひお好みの音楽に当てはめながら、香りを選んでみてくださいね。
音楽の世界観をもっと楽しむ
みなさんはお部屋で過ごす時に流す音楽を選ばれていますか？仕事をしている時、自室でリラックスしている時、家事をしている時など・・。きっと多くの方が日々楽しまれている音楽。そこに音楽に合わせた香りが加わることでより曲の世界観を楽しめたり、気分を盛り上げ、より心地よい空間をつくることができます。
今回はジャズ・クラシック・ポップスそれぞれと一緒に楽しみたい香りを8種類ご紹介。音楽とアロマの一体感をお楽しみください。
1. JAZZ
大人な落ち着きと遊び心を
即興での掛け合いを織り交ぜながら盛り上げていくジャズ。薄暗い部屋の中でお酒を飲みながら聴きたくなるような、大人な雰囲気を持っていますね。
そんなジャズが流れる空間は、大人っぽく官能的な印象のイランイランや、静かで洗練されたジュニパーの香りが加わることで、その世界観により一層浸ることができます。
・P01 トラスト
木質系の深く落ち着いた香りが特徴の「P01 トラスト」。ヒノキやフランキンセンス・パチュリなどが混ざり合う香りは、古き良きジャズバーのドアや木製のカウンターを想起させます。思わず目を閉じ浸ってしまうような深みのある香りで、ジャズの世界観を邪魔せず、そっと五感を研ぎ澄まさせてくれます。
・City series 横浜(YOKOHAMA)
海風を感じる横浜の街をイメージした「City series 横浜(YOKOHAMA)」。洋酒ジンの香り付けにも使用されているジュニパーに甘いローズが溶け合う、カクテルを飲んでいるかのような色っぽさが漂う香りです。「P01 トラスト」よりも軽やかな気分でジャズの旋律に身を委ねたい時に。
2. Classic
荘厳で洗練された雰囲気に
歴史のある気品の高さを感じるクラシック音楽は、聴いているだけでなんだか気分が高揚してきますね。
そんなクラシックの流れる空間には、気高く荘厳なフランキンセンスや、洗練された趣きのあるベルガモット、西洋的な印象を空間に広げるホーウッドなどの香りがよく合います。
・B19 フランキンセンスウッド
古代から上質な香りとして親しまれているフランキンセンスの深い香りと、ホーウッドの甘く落ち着く香りが心地よい「B19 フランキンセンスウッド」。濃厚で深みのある香りはしっとりと楽器の音色を聴かせるような曲や繊細な曲にもよく似合い、空間に気品あふれる華やかさをプラスしてくれます。
・C06 ウォームフィール
その名の通りあたたかな雰囲気を空間に作り出す「C06 ウォームフィール」。イランイランやホーウッドの甘さの中に、ジンジャーのスパイシーさやオレンジの爽やかさなど様々な香りが感じられ、それぞれの香りが複雑に混ざり合うことでまるでオーケストラの演奏を聴いているかのような奥深さが感じられます。静けさを感じる「B19 フランキンセンスウッド」とはまた異なり、こちらはアップテンポな曲や豪華さを感じる曲によく馴染みます。
3. POPS
（1）春の雰囲気を彩る音楽
現代音楽「POPS」からは2つのジャンルをご紹介。まずは桜や卒業・旅立ちなどをテーマにした曲。お部屋の中にいても春を感じられるような香りが漂うことで曲の世界観をより感じることができます。
・JD06 淡(AWA)
まずご紹介したいのが、満開の桜の景色を思わせるような雰囲気を持つ「JD06 淡(AWA)」の香り。ジャスミンやイランイランがつくりだすフローラルな香りの中に、日本人に馴染みのあるシソの香りが漂い、桜並木の中にいるような気分に。また、甘く華やかなジャスミンの香りには気分を落ち着かせると同時に前向きな気持ちを思い出させてくれるような効果があるため、この春に入学・入社など新しいステージに進む方にもおすすめです。
・D05 フルーティーアフタヌーン
晴れやかな日の昼下がりのような心地よさを感じる「D05 フルーティーアフタヌーン」。グレープフルーツやライムの明るく爽やかな雰囲気は、春のあたたかさを感じる曲調や歌詞によくマッチします。音楽を聴きながら過ごすおうち時間をより特別な時間へと変えてくれますよ。心身をリフレッシュさせながら気分を明るくしたい時に。
（2）お気に入りの曲をもっと楽しむ
もうひとつPOPSからご紹介したいのが、軽快でテンポがよく聴く人の心を明るく前向きにしてくれるような曲。お気に入りの曲が流れるお部屋には、明るいイメージのオレンジなどの柑橘類が香ることでさらに気分を盛り上げることができます。
・B10 ベルガモットマンダリン
ベルガモット・オレンジ・マンダリンと3種類の柑橘類をふんだんに使用した「B10 ベルガモットマンダリン」。フレッシュでジューシーな香りは気分をはつらつと高めてくれ、応援ソングの歌詞と相まって、一歩踏み出したくなるような前向きな気持ちにしてくれます。気分を盛り上げて集中したい勉強や仕事の時間にもおすすめです。
・City series 大阪(OSAKA)
空間に香りを満たすと思わず笑顔があふれるような明るさを持っている「City series 大阪(OSAKA)」。オレンジやベルガモットなどの柑橘類に加え、アクセントとしてブラックペッパーやコリアンダーがブレンドされており、爽やかさの中にスパイシーがきらりと光る香りです。「B10 ベルガモットマンダリン」よりもより複雑でデザイン性が高いので、曲の世界観をより楽しみたい時に。
音楽の心地よさに香りを添えて
音楽にあわせて選ぶアロマのご紹介、いかがでしたでしょうか？日常的に何気なく楽しんでいた音楽に寄り添うように心地よい香りを加えるだけで、空間がさらにイキイキと、日常の風景もより豊かなものになっていきます。この音楽にはどんな香りが合うかなと、お好みの音楽に合わせて香りを選ぶ時間もみなさまの暮らしの中の楽しみとなれば嬉しいです。
