エッセンシャルオイルの原料となる植物や、背景にあるストーリーをご紹介することで、 私たちができるサステナブルな暮らしについて香りから考え、つなげていく「sustainability project(サステナビリティプロジェクト)」。
今回はプロジェクトの一環として発売となったシングルオイルについてご紹介します。


植物への思いから始まった
sustainability project


アットアロマでは空間用にブレンドした約70種類の香りをお届けしています。これらの数々の香りには、植物から採れる貴重なエッセンシャルオイルが欠かせません。そんなエッセンシャルオイルの中には、実はもともとは廃棄されてしまっていた資材を有効活用して抽出されたものが数多くあります。例えば、柑橘の果汁を絞った後に残る果皮や、森林保全のために切られた間伐材・商品化の際に端材として残ってしまう枝葉などは、蒸留することで香り高いエッセンシャルオイルへと生まれ変わることができます。
こうしたエッセンシャルオイルを積極的に活用することは、植物を無駄にしないだけでなく、日本の農業や林業を守ることにもつながっていきます。また、このようなエッセンシャルオイルをみなさまにお使いいただくことは、実は日常的にできるサステナブルな活動の一つなのです。
そこで今回、こうしたアットアロマの香りづくりの背景を伝えていくことで、私たちができるサステナブルな暮らしについて香りから考え、つなげていきたいという思いから、「sustainability project(サステナビリティプロジェクト)」が始まりました。プロジェクトの一環として、アットアロマが扱っている原料であるエッセンシャルオイルのうち、未活用資源が原料のシングルオイルを3種類販売します。それぞれの香りがつくられている背景にも注目しながら香りを楽しんでみてください。

高野槇


高野槇は世界遺産にも登録された高野山に多く生息し、古くから霊木として崇められてきた日本固有種の常緑針葉樹です。現在もお供えや生花用として使用されていますが、商品としてきれいな枝葉を選別する際に切り落とされた枝葉が廃棄されてしまっていました。
それらの枝葉を有効活用し蒸留することで、まるで森林の中にいるようなフレッシュで爽やかな香りのエッセンシャルオイルがつくられます。自然の中に包まれるリラックス感を感じられるだけでなく、睡眠効果が期待できると言われています。
▼関連商品
JB02 高野槇

こちらの空間演出にも使われています
・ANA オリジナル アロマオイル
ANAのブランドコンセプト“Inspiration of JAPAN”を象徴する香りとして誕生し、旅の気分を盛り上げるクールで個性的な強さと、深い森林を思わせる優しく豊かな広がりをあわせ持つ、未来へのインスピレーションを予感させる香りです。高野槇の文化的な背景や価値を盛り込みたいと考え、ブレンドに加えられました。
空港ラウンジでの空間演出や、機内化粧室で使用しているハンドソープ、国際線ファースト・ビジネスクラスでのおしぼりへの香りづけで使用されています。
※状況により、一部サービスを変更・休止している場合がございます。

原料:高野槇、吉野檜、モミ、ジュニパー、パルマローザ、プチグレン、ユーカリラディアタ、ユーカリグロブルス、スペアミント、ローズマリー、レモンマートル、クラリセ―ジ
(※アットアロマではご購入いただけません)

・山王の杜(ザ・キャピトルホテル 東急)

高野槇をはじめ、檜やパインなどの凛とした存在感のある樹々の香りをブレンドし、美しい日本の心を表現した心和らぐ香りです。ご宿泊のお客様に上質な時間をお楽しみいただけるよう、メインロビーや客室フロア・エレベーターホールに導入されています。
ルームフレグランスやエッセンシャルオイルとアロマストーンのセットなどもおつくりしております。

原料:高野槇、檜、パイン、ファーニードル、サンダルウッド、ホワイトサイプレスなど9種類
(※アットアロマではご購入いただけません)

高知柚子


高知県は日本一の柚子の生産量を誇り、いろいろな食品・製品の原材料としても使用されています。ただ、収穫され果汁を絞った後に柚子皮はそのまま破棄されてしまっていました。
そこで現在では、それらの果皮を集めて蒸留し、エッセンシャルオイルがつくられています。
高知柚子は、柑橘のフレッシュ感だけでなく、輝きのある甘さをしっかりと感じられる香り立ち。全て手作業で丁寧につくられたエッセンシャルオイルからは、香りとともに生産者の方々の思いが感じられます。
▼関連商品
JB04 柚子

こちらの空間演出にも使われています
・Winter Yuzu(アンダーズ 東京)

虎ノ門にあるラグジュアリー ライフスタイルホテル「アンダーズ 東京」では、冬の季節は和柑橘である高知柚子がブレンドされたオリジナルアロマ「Winter Yuzu」の香りでゲストをお迎えします。レセプションロビーに香りを広げることで、心地よく温かみのある空間を創り出しています。甘さのある高知柚子の香りにスパイシーなジンジャーなどがブレンドされており、心落ち着く柔らかな香りに仕上げています。

原料:ユズ、グレープフルーツ、カボス、ジンジャー、オレンジなど7種のブレンド
(※アットアロマではご購入いただけません)

吉野檜


香りの高さや美しさ・頑強さから古くより神社仏閣などに使用されてきた吉野檜
そんな吉野檜は、木部からエッセンシャルオイルを抽出し終えた後の木材を、酵素風呂用のおが粉や、枕の材料となるチップ材などに活用し、余すことなく利用しています。
吉野檜の心材から抽出されるエッセンシャルオイルは、どっしりと安心感をもって育ってきた様子が思い浮かぶような、静かで落ち着きのある香り。森にいるかのようなリラックス感だけでなく、抗菌や防虫の効果も期待できると言われています。
▼関連商品
JB02 吉野檜

こちらのオリジナルアロマでも使われています
・& Free オリジナルブレンドアロマ
快眠空間を創造するブランド「& Free」では、「香りのチカラを暮らしの中へ。」をテーマに時間によって使い分けるオリジナルアロマを展開。朝や夕暮れ時・寝る前などの1日を過ごす時間軸に合わせた4種類の香り全てに吉野檜がブレンドされています。ヒノキ風呂や寺社などで古くから使用されてきた、親しみがあり落ち着く吉野檜の香りを中心に、時間帯に合わせてブレンドされた香りが1日を通して健やかな空間をつくりだしてくれます。

・Feel sunlight  さわやかな朝の香り
原料:ヒノキ、パイン、ユーカリ、グレープフルーツ、レモン、ヒノキリーフ、ペパーミントなど
・Slow morning  休日のゆったりとした朝の香り
原料:ヒノキ、オレンジ、イランイラン、ホワイトサイプレス、レモンなど
・In the twilight  タ暮れ時のアペロタイムに心落ち着く香り
原料:ヒノキ、マンダリン、ホーウッド、アニシード、ジンジャーなど
・Calm night  寝る前に暖かさとくつろぎを与える香り
原料:ヒノキ、ホーウッド、サイプレス、ベルガモット、ユーカリなど
(※アットアロマではご購入いただけません)

自分でブレンドしながら香りを楽しむ


今回ご紹介した3種類のシングルオイルは、もちろんそのままでも植物本来の豊かな香りが感じられますが、ブレンドすることによってさらに深みのある香りを楽しむことができます。例えば、ネブライジングディフューザー オーブのフラスコの中にお好きなオイルを垂らし軽く回すことで、ブレンドした香りをそのままミスト状にお部屋に広げることができます。



もう少し手軽にブレンドを楽しみたい方には、間伐材として伐採された針葉樹を活用してつくられた、ウッドディフューザー リンとのセットもおすすめです。オイルを数滴垂らすことで、リンそのものがもつ木の香りとシングルオイルの香りが混ざり合い、ふわりと香りが漂います。
※リンでブレンドする際は、下にオイルが漏れてしまわないようメタルのフレームに入れてご使用ください。



また、オンラインストアでは3種類のシングルオイルを一緒に楽しめる3本セットもご用意しています。おすすめのブレンドレシピもご紹介しますので、ぜひ試してみてください。


・家事や仕事の合間のリフレッシュに
高野槇と高知柚子の香りを中心に、やさしくフレッシュな爽快感がすーっと突き抜けます。1日を心地よく始めたい時や、気持ちを切り替えたい時などに。
<ブレンド割合>
吉野檜:高野槇:高知柚子 = 4:6:5

・1日の終わりのリラックスタイムに
落ち着きのある吉野檜の香りを中心に、森の中に包み込まれているようなやわらかい香りのブレンドです。夜のリラックスタイムや枕元に香らせるのもおすすめです。
<ブレンド割合>
吉野檜:高野槇:高知柚子 = 8:2:2

ブレンドする際のポイント
ボトルから直接ブレンドする場合は、滴換算で(例えば、4滴・6滴・5滴)お使いください。ピペットなどを使って容量を多めにブレンドする場合は、ml換算で(例えば、0.4ml・0.6ml・0.5ml)としてお使いください。

天然の香りでサステナブルな社会を


わたしたちのサステナビリティプロジェクトは、まだまだ始まったばかり。天然の香りとともに過ごす心地よい毎日が、サステナブルな社会に繋がっていく。香りがそんなきっかけになるよう願っています。
今回ご紹介したシングルオイルを通じて、みなさんにもサステナブルな活動を日々の生活に取り入れていただけたら嬉しいです。