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COLUMN

香りは目には見えませんが、空間の印象を大きく左右する存在です。ただ香らせるだけでなく、見た目にも美しいディフューザーを選んで飾りたいもの。
アットアロマの「スティック」「ストーン」「ウッド」ディフューザーは、素材の個性とデザインの美しさを兼ね備えた、佇まいそのものが美しいアイテムが揃っています。どれも、香りを楽しむ道具であると同時に、インテリアを引き立てるオブジェのような存在です。
家具や照明、アートなど、空間を彩るアイテムにはこだわっているけれど、「香り」まで意識して選んでいる人は、まだ多くはありません。しかし実は、香りもまた空間の雰囲気を決定づける大切な要素です。
そして、ただ香らせれば良いというものでもありません。ディフューザーをインテリアの一部として選ぶことで、お部屋の印象はぐっと上質に、そして自分らしく変わります。
ガラス、ストーン、ウッド——。素材やフォルムの異なるディフューザーを、お部屋のスタイルや季節に合わせてコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
「香りを飾る」という発想が、日常をより豊かで洗練されたものにしてくれます。
理化学ガラスメーカー「HARIO(ハリオ)」とアットアロマがコラボレーションして生まれた、「スティックディフューザー ハリオフラスコ」。
三角フラスコのフォルムをベースに、わずかに揺らぎを持たせた目盛りが施された、繊細なデザインが魅力です。その佇まいは存在感を放ちながらも、透明なガラスがインテリアに溶け込み、まるでフラワーベースのよう。
スティックが吸い上げたアロマはゆっくりと空気に広がり、約2〜2.5ヶ月持続するため、こまめにオイルを補充する手間がほとんどかかりません。香りを変えることで季節に合わせたコーディネートも楽しめます。
おすすめの香り
「D02 アーバンスカイ」は、ライムやユズのフレッシュなシトラスにユーカリとヒノキが重なり、開放的で創造的な空気をまといます。光を透かすガラスの中で香りがゆるやかに広がり、まるで風が通り抜けるように、空間に心地よさをもたらします。
一方で、「D09 コンフォートリラックス」は、ローズやラベンダー、ゼラニウムが重なり、上質なファブリックに身をゆだねるような柔らかさを感じさせます。日常の中に香りが穏やかな安らぎを添えてくれます。
おすすめのシーン
来客を迎える玄関に置けば、最初の一瞬で上質な印象を与え、帰宅時にはほっと心をほぐすような癒しの香りに包まれます。
リビングでは、ソファサイドやテレビボードの上など、目に入りやすい場所に。ダイニングでは、フラワーベースのようにさりげなく。どんな空間も軽やかで洗練された雰囲気に仕立ててくれます。
伝統ある常滑焼でつくられた、「ストーンディフューザー トコナメ」は、静かな佇まいのディフューザーです。
石のように見えるボディは、実は急須や器と同じ陶製です。釉薬をかけずに素焼きすることで、表面はさらりとした質感に仕上がります。裏面には小さな4本の足がついており、置いたときにストーン全体がわずかに浮いて見えるのも特徴。
エッセンシャルオイルをゆっくり吸い込み、時間をかけて自然に香りを広げていく様子は、日常の喧騒をそっと和らげてくれるよう。お好きな香りを2~3滴垂らして、静かな時間をお過ごしください。
おすすめの香り
素焼きの陶器から静かに立ちのぼる香りは、「JB02 吉野檜」の無垢で柔らかな木の香りがよく似合います。古くから寺院でも用いられてきたヒノキの清らかさに、サイプレスやシダーウッドが重なり、空間に凛とした静けさをもたらします。
また、気分をすっきりと整えたいときには「C09 シトラスオレンジ」を。トドマツやオレンジ、レモンの明るさにユーカリの透明感が加わり、清潔で親しみやすい空気を生み出します。朝の光とともに心をリセットしてくれる香りです。
おすすめのシーン
和テイストだけでなく、北欧モダンやナチュラルインテリアなど、幅広いスタイルに自然と馴染む、控えめで上質な佇まい。アートピースのように空間を引き締めながらも、静けさと落ち着きを添えます。
ベッドサイドやドレッサーの上など、照明を落とした寝室にもおすすめ。香りがゆっくりと空気に広がるその様子は、まるで時間が穏やかに流れていくよう。
天然木の輪切りをそのまま活かした、「ウッドディフューザー リン」。
断面に現れる年輪の模様が1点ごとに異なり、ひとつとして同じ表情のない、自然素材ならではの魅力を楽しめます。使うたびに木肌が深みを帯び、年月を重ねるほどに味わいが増していくのも特長です。ウッドプレートを支えるのは、シャープな印象のメタルフレーム。木の温もりと金属の直線的なデザインがコントラストを生み出し、ナチュラルでありながらも洗練されたモダンさを感じさせます。
トコナメと同じように、エッセンシャルオイルを垂らすだけで、自然の呼吸のようにゆっくりと香りが広がります。
おすすめの香り
輪切りの木が持つ有機的な美しさには、森の清々しさを思わせる「C03 クリーンフォレスト」がよく似合います。ユーカリグロブルスやパイン、ヒノキが織りなす凛とした香りで、思考を澄ませながらも穏やかに集中できる空気が生まれます。
1日の終わりには、「D18 トラストネイビー」の深みあるウッディーノートを。ヒノキやフランキンセンス、パチュリ、ジュニパー、ブルーサイプレスが重なり、信頼と静けさを感じさせる落ち着いた香りが、夜の空間を包み込みます。
おすすめのシーン
北欧やナチュラルモダンのインテリアにしっくりと馴染み、やさしい温もりを空間に添えます。メタルフレームのシャープなラインが木の表情を引き立て、シンプルながらも存在感のあるアクセントに。
ワークスペースでは、無機質になりがちなデスクに、自然の素材感が柔らかい余白を生み、緊張をほどくような心地よさを演出します。
家具や照明、ファブリックを選ぶように、香りのデザインにもこだわることで、空間は一段と豊かに、そして自分らしく変わります。
「スティック」「ストーン」「ウッド」——異なる素材が奏でる香りの表情は、その日の気分や季節、光の差し方によっても違う印象を見せてくれます。アットアロマのディフューザーは、香りを楽しむだけでなく、空間そのものをデザインする存在です。
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